『聖光文庫 「蘇東坡と鉄斎の世界展」』
寒い日が続きますね~? 皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
「とれたて!街角リポート」今日は阪急清荒神からすぐのところにあります
中央図書館内の「聖光文庫」にお邪魔しました。
中央図書館の奥に進んでいくと「聖光文庫」の入口があり
中に入ると本の優しい香りが・・。
やっぱり、この落ち着いた空間は良いなぁ?と実感!
さて、お話しを伺ったのは、近藤泰典(こんどうやすのり)さん
今回も相変わらず穏やかで、私の的外れな質問にも、誠実に色んなお話しをして頂きました。
来年2月11日まで開催しています
「蘇東坡と鉄斎の世界展」についてお聞きしました。
清荒神内の鉄斎美術館とも縁のある聖光文庫!
今回の展示会は、そんな富岡鉄斎が敬愛した唐朱八大家・中国宋代を代表する文人蘇東坡の
生誕980年を記念して企画されたとのこと。
生きた時代は全く違った2人ですが誕生日が同じということもあり
鉄斎は蘇東坡を意識しやがて敬愛していったそうで・・、何か素敵ですね!
鉄斎美術館所蔵の富岡鉄斎旧蔵資料、関連作品~蘇東坡象の拓本、
蘇東坡の年譜、蘇東坡を題材にした富岡鉄斎の作品(複製)など34点が展示されています。
いくつか紹介していただきました!
蘇東坡の姿が描かれている「赤壁蘇公像」などや 蘇東坡の書籍
原本は現存していない貴重な資料である「東坡先生年譜」
鉄斎が人に贈った絵や文の中から蘇東坡に関するもので、
「文人は母から色々教えられるもの」というものを描いた絵や文などなど
興味深い作品が盛沢山!!
その他にも鉄斎が蘇東坡の書いたものを手本に書いた文や絵など、
誕生日を同じくする鉄斎がいかに蘇東坡を敬愛し作品に影響を与えたかなど、
その辺りを是非注目しながらご覧下さい、とのこと!
鉄斎さんの思いや、文人でありながら、政治家として波乱万丈な人生を送った
蘇東坡さん、どんな人だったのかなぁ?
ちょっとタイムスリップした気持ちになれたかも・・!
皆さんも是非楽しいタイムススリップ体験を・・!!
『聖光文庫 「蘇東坡と鉄斎の世界展」』
開催期間:2018年2月11日(日・祝)
開室時間:10:00~17:00
休館日:水曜日・第2金曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
連絡先:0797-84-6121