江戸時代の小浜へタイムスリップ☆小浜宿資料館☆
こんにちは☆
おーちゃんこと大西愛菜です☆
今週のテーマは「宝塚学検定」。
いよいよ来週3月21日(水)は宝塚学検定が行われます!
というわけで、出題範囲内であり、歴史を学ぶことができるこちらにやって来ました◎
「宝塚市立小浜宿資料館」です!
お話を伺ったのは、管理人の下村啓三さんです。
小浜宿は江戸時代に、有馬街道・京伏見街道・西宮街道の脇街道が入っていて、宿場町となっていました。
館内に入ると、さまざまな貴重な資料があるのですが、奥に立派なジオラマがあり、いらっしゃる方にも人気だそうです。
こちらのジオラマが再現しているのが、江戸時代後期の小浜の町並。
写真の真ん中一番奥にある、敷地が広い模型が豪摂寺。その周りに家が二百数十件軒以上もあります!
そしてそれらの家々は瓦屋根となっています。
瓦屋根って、今では当たり前に感じますが、昔はとても珍しかったのです。
小浜はまわりからすると憧れの中心地だったのですね◎
ジオラマのお向かいには、大きな木の制札が展示されていました!
物を運ぶときにどういった取り決めがあるのかが書かれているのですが、
いざ文字を読もうと近づくと・・・ん?なにか不思議な感じが・・・。
「制札は彫られたもの?」いいえ、文字は浮き出ています!
「浮き出るように彫ってあるのですか?」と下村さんに聞くと、
「自然に浮き出たものなんですよ!」とのこと!
墨とにかわで書いた文字が、長い年月に雨・風・光にさらされることで、文字の周りが収縮して、結果、文字が浮き出る形となったそうです!
自然がなせる美!このようなものを初めて見ました・・・すごいです・・・驚きです!!
さて、庭に出ると巨大な井戸があります!
蓋を開けると・・・深い!
覗き込むと恐ろしくもあるその井戸の名は、「玉の井」。
豪摂寺に豊臣秀吉が泊まった際、千利休が玉の井の水で茶をたてたのです!
そんな歴史に思いを馳せると、タイムスリップした気分です◎
楽しく勉強にもなる小浜宿資料館。
2年前から、宝塚市内の小学校3年生の社会見学の際、クラスに1名ガイドさんがついて、およそ2時間、小浜宿周辺の案内や勉強をしていただいているそうです。
「まだお越しでない小学生の皆さん、お持ちしております!」と、下村さんがおっしゃっていました。
館内には他にもたくさんの資料があります。
貴重な資料たちが教えてくれる小浜の歴史を、ぜひ直接あなたの目で確かめて、そして、大いに驚いてくださいね!
そして、宝塚学検定を受検される方、がんばってください!!!
あなたの努力が実りますように!!!
宝塚市立小浜宿資料館
宝塚市小浜5丁目6番9号
営業時間:10:00~16:00
入館料:無料(但し特別展では有料の場合あり)
定休日: 月曜日・年末年始・館内整理日
TEL:0797-81-3655