「市立病院の得した気分」

寒い日が続きますが皆さんお元気ですか? 玉井順子です!

 

今週は第2週という事で「市立病院の得した気分」です!

今月は皮膚科部長の山本哲久(あきひさ)先生を

お招きしてアトピー性皮膚炎を中心とした皮膚科の病気と

その治療についてお話しを伺いました。

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スポーツがお好きな山本先生。

今は高校野球が一番気になるそうで、

なんと!

高校卒業時にはスポーツアナウンサーを目指していたとか・・!

 

少しだけですが、野球の実況中継を聞かせて頂いたのですが、

さすが!!って感じでした~。

 

スポーツに詳しくて色々なことに興味を持っていると

患者さんとのコミュニケーションも広がるのではないかなぁ?

患者さんにも実況中継披露してほしいですね!

 

放射線科から皮膚科に転科された山本先生。

皮膚科は、痒いなどの色々な症状以外にも

見た目の変化などが考えられ、体調的にもですが、メンタル的にも

しんどい病気ではないでしょうか?

もちろん、人によって違うと思いますが、

長く付き合っていかなくてはいけない方も多くいらっしゃって

山本先生も患者さんのお話しをよく聞いて

寄り添って行きたいと話されていました。

優しい雰囲気で話しやすいのでピッタリだなぁ?と思いましたね!

 

皮膚科の病気としてはアトピー性皮膚炎や乾癬・じんましん

皮膚がんなどの他にも爪や抜け毛など毛髪などの治療も

あるそうです。

 

そんな中、一番多いのはアトピー性皮膚炎。

かゆみを伴い慢性的に経過する湿疹だそうです。

宝塚市立病院では4人の常勤医師で市内唯一入院病床を持った

皮膚科として、日々患者の皆さんに向き合っています。

 

アトピー性皮膚炎に対する市立病院での治療目標としては

治療していく中で症状の改善、また症状があっても

日常生活に支障がない状態の維持、軽い症状は続いても

急激に悪化しないまたは、悪化しても持続しない状態を

維持していくことだそうです。

 

最新の治療法として、重症の患者さんのために

皮下注射(デュピクセント)が保険適用になったとのことで

従来の治療よりも根本的なところでアトピーの症状を改善させること

が期待できるそうです!

 

先生も気になることがあれば、早いほど治りやすいと

おっしゃっていました。 

ちょっと発疹が出来た・痒い・何だか気になる所がある、

という方は一度病院で診てもらって下さいね !