ガーデニング相談室 ~2月26日
ガーデニング相談室 松村佳代です。
アドバイザーは 山尾周平 さんです。
今日の質問
「芽出し球根を購入しました。どうやって育てたらいいですか?」
春の花、チューリップ、ムスカリ、ヒヤシンス、クロッカスなど。
今の時期は球根から葉っぱがでてきた状態の
ポットに入った「芽出し球根」が出回ります。
よく見ると秋に植える球根とは様子が違いますね~
春に咲く球根植物。
通常は土に埋め込んで育てますが、
「芽出し球根」は土の上に球根が浮き上がっているんです。
では、どうやって植えたらいいの?
購入した状態のまま植える!のが正解。
球根を土に埋めてしまわないようにしましょう。
ポットを抜くと根が回ってしまっているかも。
その場合もできるだけ根を傷つけないようにして
そ~っとそのまま植えてあげましょう。
根をほぐすのはNGです。
クリスマスローズなど一緒に寄せ植えにしてもかわいいですよ。
季節の植物や花のおはなし
『椿について』
中国から伝わってきたと言われている椿。
古くは万葉集、日本書紀、古事記などに登場するほど
日本では親しみ深い植物です。
万葉集には「椿」を読んだ歌が9首もあるそうです。
特に江戸時代に椿の生産や品種改良が盛んになりました。
2代目将軍の秀忠が、椿を好んでいたとか。
それ以降、大名から公家そして庶民に広がり、
椿はブームになっていったそうです。
育てるだけでなく、絵画や彫刻、工芸品のモチーフとして愛された椿。
江戸時代にはすでに200種の品種がありました。
ヨーロッパやアメリカなどで品種改良されたものには
八重咲で大輪の椿などもあります。
あいあいパークでは、3月15日まで椿フェア開催中!
ぜひさまざまな表情の椿をお楽しみください。
それでは、また来週~