ガーデニング相談室 〜3月4日

ガーデニング相談室  松村佳代です。
アドバイザーは 山尾周平 さんです。

s-IMG_0050

 

今日の質問
「バラの剪定について教えてください」

暖冬だった今シーズン。
みなさん、バラの剪定には悩まれていると思います。

暖かい日が続いたと思ったら
急に寒くなり、また暖かくなる、、、

寒さが持続しなかったので
バラはしっかり休眠状態になっていないのかも?

いつもは完全落葉しているはずの2月。
宝塚よりも寒い能勢にある山尾さんのご実家のツルバラ。
枝も葉も元気で葉が落ちていなかったそうです。

手で葉をむしってもパラパラ落ちてくれなくて
葉っぱをハサミで切り落としてから
強剪定(樹高の3分の1まで切り込むこと)したとのこと。

この気候で「どうしよう?」と迷ってしまって
バラの剪定誘因していない方もいるかもしれないですね。

誘因するにも水分を含んだ枝になっているので
急激に曲げるとポキッと折れてしまうこともあるかもしれないので気をつけてください。

剪定せずにほっておくと、
ヒョロヒョロの枝が伸びて花が付きにくくなります。
芽はもう動き出していますが、
固めの芽を残して剪定してくださいね。

 

季節の植物や花のおはなし

「遅咲きの椿」

 s-IMG_0056

あいあいパークの『椿フェア』は3月15日まで開催中!

12月ごろから花をつけ始める椿。
一重で筒咲きのものは茶花にして楽しめますよね

 

3月4月に開花する遅咲きの品種は多弁咲きのものが多いです。

s-IMG_9525

ヨーロッパやアメリカから逆輸入された洋種、
ヌチオズパール、ナイトライダー、ジュリバーなどが遅咲き。

s-IMG_0035

白い椿「さつま」

 

バラのような豪華な花をつけるものが多いですね。

s-IMG_0062

株に養分をいきわたらせるために花殻をとってあげましょう。
椿はつぼみそばに芽がついていて、
この芽は次の年に咲く花になります。
遅咲きの椿は、花が咲く時期には芽が伸びているので、
花殻をとるときに芽を傷つけないように気をつけてくださいね。

それでは、また来週〜