「市立病院の得した気分」-たからづかタウンガイド-

今日はとっても暖かい一日でしたね?

玉井順子です!

 

今週は「市立病院の得した気分!」

「広報たからづか」に掲載されています薬剤師の杉生雅和(すぎお まさかず)さんに

変わって薬剤部 薬剤師 若松雄太(わかまつ ゆうた)さん

河岡真由美(かわおか まゆみ)さんにお話しを伺いました。

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若松さんは平成23年、河岡さんは平成27年から

宝塚市立病院に勤務されています。

 

笑顔が優しい若松さんととっても可愛い河岡さんに

「ポリファーマシー~お薬の適切な服用~」について

お話しをお聞きしました!

 

お薬は必要な量と数を飲むことが大切だそう・・。

高齢化に伴って長い期間お薬を飲んでいる方も多いと思いますが

年齢などに合わない量や種類などを服用しているかも・・?

という問題が出てくるかも知れません。

適量でない量、種類などを服用し続けることをポリファーマシーと

言います。

必要よりも多いのはもちろんですが、飲まなくてはいけない量より

少ないというのもポリファーマシーになります!

 

ずっと同じ薬を同じ量、飲み続けることで今現在の適量、種類では

無くなっているかも知れません。

 

ではどうすれば良いのか?と言うと・・・、

一年に一度は薬を見直すこと!

先生や薬剤師の方とコミュニケーションをとって

”今”の状態を把握してもらうこと!が大切だということだそうです。

 

確かに何年も同じ状態とは限らないので、常に今現在のベストのお薬を

服用することはとても大切なことではないかなぁ?と思いますね!

そして、ご自身もですが病院側もお薬を把握できる様に

お薬手帳はとても大切なのではないでしょうか?

 

例えば、危険な飲み合わせなども把握することが出来るかも知れないですしね?

また、市販のお薬を服用する場合は必ず病院等に確認することが

大切だと思います。

 

危険な飲み合わせや量が多すぎて危険なことがあります。

例えば、多すぎると危険なのは、痛み止めや睡眠薬など・・。

これらは、自分の判断での飲み合わせでも危険なこともあるそうです。

 

そして、お薬を適量ちゃんと服用する事も大切ですが、

同時に栄養価の高い食事・適度な運動そして趣味の会など色んな人との

コミュニケーションは脳の活性化に繋がるので是非!とのことです。

 

ポリファーマシー対策について宝塚市立病院では、退院した後も

かかりつけ医やかかりつけ薬局薬剤師などと情報を共有できる様に

必要なお薬情報などを「退院時薬剤情報提供書」として

文書で提供しているそうです!

 

それによってスムーズにそして安心してお薬が移行できそうですね?

 

そのために入院時でのお薬が合っているのか?必要か不要か?などを

チェックすると共に長年服用しているお薬に思い入れや安心感を抱いている

患者さんとのコミュニケーションなども欠かせないそうです。

薬剤師のお仕事はお薬を出す、だけでなく患者さんの思いや

今の状態の把握などコミュニケーションはとても大切なんですね?

 

本当に必要なお薬を服用するためにもお互いの信頼関係と

定期的にお薬を見直すことは大切かも知れませんね?