【土地の境界】うちの土地はこの木まで!!?
普段「境界」は“きょうかい”と読みますが、法律の専門的な読み方は“けいかい”と読むそうです。
「遺言(ゆいごん)」も、先日中嶋先生が「いごんしょ」と仰っていたのも、そういう理由だそうです。
今回の放送ではわかりやすいように「きょうかい」で統一して頂きました。
土地を登記する度に、登記された土地を「一筆(いっぴつ)」と数えます。
いろんな新しい言葉を学んでいます。
土地の境界に関するトラブルは、お隣さんと起こるもの。ご近所とのトラブルは避けたいですね。
話し合いで済むならもちろんいいのですが、登記上(公的な意味では)、話し合いだけで勝手に決めてはいけない部分もたくさんあります。その場合、訴訟を起こし、過去の資料や証拠を基に、判決によって境界線が決められます。
ドラえもんの道具で、一度書いたらその跡がいつでもわかる筆があれば、土地にメモを残せるのに。
最近は消えにくいもの、たとえばコンクリートの杭などが境界標として使われているようですが、昔は木を目印にしていたところも多いようで、わざと珍しい木を植えたり、わざと変な形に育てたりしてわかりやすくしたものの、木は根も枝も伸びてしまうもの、やはりわかりにくかったようです。(笑)