たからづかブリーズサンデー「川柳の時間」ブログ版

毎月、お楽しみいただきまして、ありがとうございます。

毎週第1・第2の日曜日の9時台にお送りしています・・・

「川柳の時間」

今週、ご紹介した投句とお時間の関係でご紹介できなかった句を

紹介する「川柳の時間」ブログ版です。

今回の担当選者は、夕凪子さんです。

 

※まず、先週掲載でした投句いただいた中で訂正がございますので、

 そちらから掲載いたします。

城水めぐみさん

「地図上のやがてをそっと撫でてみる」

訂正して、お詫び申し上げます。

 

今週もたくさんの投句をいただきまして、ありがとうございます。

嘉代子さん 

「七度五分恋をするにはちょうどいい」

「ステイホーム恋のお相手吉村知事」

「三日に一度スーパーまでの徒歩五分」

 

林かずきさん

「一つ二つ見つけた四つ葉クローバー」

「あさきゆめ みしらぬ町に酔いしれて」

「百曲目 十八番をもう一つ」

「百万遍 聞いてわからぬ百っぺらぺん」

 

 

芍薬さん

「ワイパーは円を知らずに死にました」

 

ひでこさん

「晩白柚ほろりと苦い半世紀」

「臨戦はビタミンカラーうちご飯」

 

一橋悠実さん

「スマートフォンの指から何かしら消える」

「I have a dreamさえも強いられる」

「風薫るキリリと母ネコの瞳」

 

城水めぐみさん

「あたたかい方へほぐれてゆく迷路」

 

猫又さん

「帰らない白いマスクとカーネーション」

「アルバムのセピアに褪せた母の笑み」

「切り花が萎れかけてる日曜日」

 

まりこさん

「田舎道過去へ過去へと戻される」

 

紀子さん

「高いねえ深呼吸してまた計る」

 

千加子さん

「コロナ禍の読書三昧ミモザ咲く」   

 

文子さん

「持ち前の負けん気起きよ青嵐」

 

徳道かづみさん

「出会った日運命なんか信じた日」

 

小林康浩さん

黙々と地球をころすお手伝い」

塗り重ねる途中の色が恥ずかしい」

「先生に背いてトマト真っ赤っか」 

 

 

今月の気になる作品

一橋悠美さん

「キリリとしてないとこが好きなんだけどなあ」  

・・・好きになるポイントは人それぞれ。

   無理にキリキリシャンとしなくてもいいのです。

   呟きが句になりました。

 

徳道かずみさん
「いつからか大人になった蟇蛙」

・・・小さいころから大人の風貌をしていますものね。

   気が付いたら「大人じゃん」と思える時、

   ちょっと寂しさを感じます。

 

 

みなさん、今週もたくさんの投句、ありがとうございました。

なお、来月は「6月」がテーマです。 

夕凪子さんは、次回6月14日の日曜日のご出演です。

6月の香りのする十七字音のドラマをお待ちしております。

 

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