元宝塚歌劇団 月組 紫月光さん
樽井美帆です
毎月、元タカラジェンヌをお迎えしている『レビュー・ステイション』
1月29日(金)は、
元宝塚歌劇団 月組 紫月 光(しづき こう)さん
をお迎えしました!
1992年『この恋は雲の涯まで』で初舞台を踏まれた78期生。
旧宝塚大劇場での最後の初舞台生ですね。
月組の男役として活躍され、1998年『ウエストサイド物語』で
退団されました。
印象に残っている公演の1つが、1995年の
ミュージカル『ME AND MY GIRL』
今年も花組で上演されますね。
楽しい図書館での場面に登場する
ビルのご先祖さまの役をされました。
当時、入団4年目だった紫月光さん。
ご先祖さま役の中では下級生。
初めてヒゲをつけた役だったそうですが、
ご自分のヒゲ姿の感想は・・・
意外や似合う!
ご先祖さまの演技は、結構自由に好きにしていいよ~という演出で、
紫月光さんは、ちょっとオネエなご先祖さまを演じていらっしゃったそうです。
次回の花組公演では、どんなご先祖さまが登場するか
楽しみですね
退団公演は、1998年
ミュージカル『ウエストサイド物語』
シャーク団のアンクシャス役でした。
この公演は、ラストにショーもパレードもなく、
大階段が一切登場しない舞台。
黒紋付・緑の袴姿で、大階段を降りての退団のご挨拶は
本来ならできないはずでしたが、
劇団のはからいで、千秋楽の日のみ特別に大階段が登場!
紫月光さんは、無事に大階段を降りることができました。
とてもうれしかった思いは、今も鮮やかに残っているそうです
退団後は、数々の商業演劇の舞台で女優・ダンサーとして
活躍されました。
退団半年後には、帝国劇場での浜木綿子さん主演の舞台にご出演。
北島三郎さんの舞台にも数多く出演されました。
また、マツケンサンバの腰元ダンサーズも!
振付を担当された真島茂樹さんの相手役として
踊っていらっしゃったそうですよ!
現在は、日本舞踊の世界でも藤間紫月としてご活躍。
また、同期生の歌花由美さんが代表をつとめていらっしゃる
『歌花由美ミュージックスクール』で、
ダンス講師として後進の指導にも励んでいらっしゃいます。
http://utahanayumi.com/index.html
とても穏やかで、真摯にご自分と向き合っていらっしゃる
紫月光さん。
ご出演くださりありがとうございます!