明日のドアをノックしよう
待たせたな!今週から復活!!!!
4月初旬のスタジオ待機命令。
燻るリポート心を抑え込むこと約3ヶ月…。
宝塚市のお店の魅力を伝えた過ぎてついに局の外へ飛び出したまっつんこと松坂滉です。
今にも泣き出しそうな曇り空の中、意気揚々と右手に雨傘を、左手にマイクを握りスタジオを脱出。
しかしお店に付く頃には雨傘が行方不明に。どうやら電車の中に置き忘れてしまったようですが、まあこんなアクシデントはお手の物。
早速お店のドアをノックします。
今回お邪魔したのは仁川北3丁目にあります『Bookcafe DOOR』さん。
こちらのお店は「明日を創るブックカフェ」をコンセプトに様々な人との出会いを提供する事業開発型ブックカフェです。
事業開発型とはいったいどういうことなのか、ブランドマネージャーの石本さんにインタビューしました。
あらあら奥さん。既にオシャレな雰囲気が店の外までダダ漏れになってますよ。
ドアの向こうにはどんな世界が広がっているのでしょうか。
入ってすぐ左側はカフェスペース。お茶を飲んだり、勉強をしたり、どう使うかはあなた次第。
もちろん読書に耽るのもご自由に。あれ、じゃあその本って…?
入ってすぐ右側には大量の本。これぞまさにBookcafeというにふさわしい量です。
デザインやコピーといった広告系の本が多いですが、ビジネス本や小説なども取り扱っており、ここにある本は店内で自由に読むことが出来ます。
写真左側に置いてある本は購入用。本屋の様な一面もあるお店なんですね。
シンプルで集中出来る店内の雰囲気は仕事について考えるのにうってつけ。
事業開発型カフェの真髄に迫ります。
事業開発というと少し堅苦しく聞こえますが、その流れは非常にシンプル。
何か仕事に関する悩みや相談を持ち込んでもらう、それだけです。
ブランドマネージャーの石本さんにどんなことで悩んでいるのか相談すると、その悩みを解決できる専門家の方とつないで下さります。
専門家への相談は費用が発生しますが、初回の悩み相談は無料。
そして悩みのレベルも人によってそれぞれで「就活が上手くいかない」とか「今の仕事を続けていくのが辛い」など幅広く、相談のハードルは非常に低いです。
なにか具体的にこんなビジネスを始めたいといったプランなんてなくてもいいんです。
ここはありとあらゆる世界のプロが集まり、そのプロを紹介するプロがいるのですから。
つまりここはビジネスの根幹である人と人の出会いのきっかけとなるお店といっていいでしょう。
実際にお店が移転してからの1年半でここのお店がきっかけでスタートした事業もある様で、世界は誰かの仕事で出来ていることを実感します。
そして開店前からクライアントがいらっしゃり、打ち合わせが始まりました。
カフェスペースと事務所スペースの境が無いため、打ち合わせの様子は直に見て聴いて感じることが出来ます。
私にもなにかデキる、そんな高揚感に駆られ背筋が伸びました。
そしてもちろんフードメニューもありますよ。
こちらは看板商品「DOORサンド」。
夙川の人気ベーカリー「コンセントマーケット」さん協賛の文庫本を模した「文庫パン」は香ばしくて食欲をそそります。そして「こんにちは、デザイン」の焼き印が粋ねぇ〜。
厚切りで食べ応えのあるベーコンとアボカドのさっぱりとしたディップソースは相性バツグン、挟まれたチーズがにくいやつ。
結構なボリュームだったのですが、あっさりシンプルな味わいで刹那の間に完食してしまいました。
片手で持てるので読書をしつつ食べられます。
右手にパンを、左手に本を。胃袋に幸せを、脳に知恵を。
私の場合右手にパンを、左手にマイクをでリポートしました。
今日お話を伺ったブランドマネージャーの石本さん。
まだお若いのに非常に頼りがいがあり、なおかつ相談しやすい人柄の持ち主です。
私には糸井重里著『はたらきたい』という本をオススメして下さりました。
「働く」にも色んな視点・価値観がありますよね。
何事も人との出会いが新たな自分との出会い、ビジネスの始まりなのです。
『Bookcafe DOOR』をノックして、明日への扉を開きましょう。
『Bookcafe DOOR』
tel:0798-77-5078
住所:宝塚市仁川北3-6-3-102
営業時間11:00-18:00 (LO 17:30)
定休日:火曜、水曜