ガーデニング相談室 ~8月12日

ガーデニング相談室松村佳代です。

今日のアドバイザーは石阪かおりさんです。

IMG_3150

 

今日の質問
「ペチュニアの切り戻しの方法とお手入れを教えてください」

夏の花壇を彩るペチュニア

IMG_3164

大きい花を咲かせるのが特徴ですよね。
その分、花に雨に当たるとクシュっと花弁がくっついて傷んでしまいます

また、雨が続くと通気性が悪くなります。
株の足元の葉っぱが黄色くグジュグジュになったり、、、
ペチュニアは雨に弱い品種といわれてきました。

 

今は昔にくらべると品質が改善されて、雨に強い品種が増えています

といっても、今年の長雨。
植物への影響がとても大きかったのではないでしょうか

IMG_3162

花を咲かせるにはたくさん養分が必要。
その分、根や葉っぱに養分が回らない、、、

 

傷んでしまった株は剪定をおこなうことで、株に力を与えることができます!
花を切り戻し(ピンチ)しましょう。

 

でも、どれくらい切り戻しをしたらいいのでしょう

目安は株の全体で3分の2のサイズになるように。
一本は長めに、その次は短めに、といったようにランダムにピンチするのがポイント。
育てている花壇や鉢植え、太陽の方向などバランスを見ながらやってみてくださいね。

 

剪定したあとには「活力剤」で、株を元気にしましょう。

活力剤をあたえるタイミングは、水をやりをして、一度土を湿らせた後です。

切り戻しをして、秋まで花を楽しんでください。

IMG_3165

 

季節の植物や花のおはなし

夏の代表的な花木
「サルスベリ」

IMG_3177

漢字で書くと「百日紅」
長く花をつけることからこのように表すそうです。

 

日当たり抜群の場所で管理するのがおススメ。

花の色は赤に近いローズ、ピンクなど。
最近では紫や白など涼しげな色もあります。

 

庭木用のサルスベリは3~4メートルに成長するので、
シンボルツリーにぴったり。

 

鉢植えで育てるコンパクトな品種もあります。
購入した後は、2回り大きなサイズの鉢に植え替えてあげてください。

新しい芽がでてくるまでは、水やりを丁寧に
土が乾いたら鉢底からしっかりお水が出てくるまで、がポイントです。

IMG_3189

それでは、また来週~