ガーデニング相談室 ~8月26日
ガーデニング相談室 松村佳代です。
アドバイザーは山尾周平さんです。
今日の質問
『ブドウを育てていますが、たわわに実をつけてくれません。どうしてでしょうか?』
山尾さんによると、ブドウは比較的育てやすい植物とのこと。
そのまま育てていても実はつきますが、隙間の空いた状態になります。
お店に並ぶブドウのようにたくさん実をつけるにはコツが必要
「種なしブドウ」にするときに使用する薬を使います。
薬品は農協やホームセンター、ネットなどで手に入れることができます。
ブドウの花が満開のときに、薬を水で薄めた液体を用意します。
コップのようなものに液体を入れて、そこに花をつけることでたわわな実をつけるようになります。
ブドウはたくさん花をつけますが、全部残していては実が育ちません。
3.5センチほど残してそれ以外の花を摘花してしまいます。
残した部分の花が結実して大きな実をつけるようになります。
鉢植えでも行燈仕立てにすることで、3~4房ほど採れますよ。
季節の植物や花のおはなし
食虫植物
子どもたちにも人気の食虫植物。
夏休みに購入して観察したよ!という方もいるかも?
いろいろな虫の取り方
ハエトリソウ
とじ込み式=開いた葉っぱが閉じる。
ウツボカズラ
落とし込み式=一度落ちたら上がってこれないようになっている。
モウセンゴケ
粘着式=ベタベタしたところにくっつける。
一番人気のハエトリソウ
葉の内部に触覚毛という部分が3本あり、
虫が2回触れるとパカッと葉が閉じる仕組みになっています。
閉じこんだ後は数日かけて虫を消化していきますが、もし空振りの場合は、翌日にまた葉を開きます。
葉が閉じる様子が面白いので、葉っぱを触って閉じさせているうちに弱って枯れてしまうことも。
もし様子を観察するならば、虫の代わりにチーズや生肉をのせてあげると、空振りにならないですよ。
ハウス栽培で寒さに慣れていないので、年中室内の明るい場所に置きましょう。
季節を先取り。秋らしい寄せ植えをしたてる斎藤さん
水やり中の石阪さん
8月もあと少し。暑い毎日が続きます
水やりは本当に大切な作業ですね~
それでは、また来週~