「市立病院の得した気分!」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか? 玉井順子です!
今月の「市立病院の得した気分!」は
病院長の今中秀光(いまなか ひであき)先生
に新型コロナウィルスの宝塚市立病院の
これまでの取り組みや今後について、
ズームでお話しを伺いました。
*新型コロナウィルス等に関する経緯
今年2月に行政PCR 検査を行う
帰国者・接触者外来を開設・3月には
コロナに感染した患者の受け入れ開始・
4月に一般外来とは別に発熱患者を診察
する総合内科2を新設・5月にコロナ感染の
専用病棟を開設しました。
そんななか、コロナの患者さんも第1波
では7名だったのが7月から9月頃の第2波
では49人に増えたそう!そして現在は
第3波では?と言われています。
*コロナやインフルエンザに向けて
先週より新しく発熱外来を4~5倍の広さに
拡大し、患者同士が近づかない様ベッドも
かなりの距離を取っているそうです。
また、コロナ専用病棟も新しくなり
完全個室で専用スタッフなどが入り、
新しい形で動き始めたそうです。
*コロナ専用スタッフは希望者で・・!
専用スタッフは24時間体制で
交代で入るため通常の4~5倍のスタッフが
必要だそうですが多くの方が声を
あげてくれたそうで、
とても嬉しかった!と今中病院長。
宝塚市立病院は宝塚市内で唯一コロナ患者
さんを受け入れている病院ですが、
コロナ専門病院ではないので、
重症患者さんなどは大学病院
など適切な所に入院して頂くそうです。
*PCR 検査について・・
PCR 検査は希望すれば誰でも出来る訳では
無く、保健所などで必要だと判断された方
のみとなっています。
但し、宝塚市立病院に入院される、または
希望される方などは抗原検査の精度の高い
検査を実施されているそうで、PCR 検査が
結果が出るまで2日ほど要するに対して
1~2時間で結果が出るそうです。
*コロナだけじゃない!
これからの季節はインフルエンザも
気になりますし、何より宝塚市立病院は
コロナ専門病院では無いので、色々な病気
で来られる方、特に救急外来などで多くの
救急患者を受け入れる必要がある、という
ことで、現在色々な病棟での受け入れを
考えているそうです。
コロナは専用スペースや多くのスタッフが
必要となり、医療従事者の皆さんも
メンタル的にも体力的にも大変ですし、
経営の面でも苦労が多い様です。
そんななか、毎日一生懸命頑張って
下さっています。 それはきっと最後は
志しと思いやりなんだろうなぁ?と
思います。
今中病院長も、個人的な見解として、
まだ半年は収束は難しいと
もしかしたら、2年位はかかるかも知れない
と、仰ってました。
いつ、どこで、誰が感染するか分からない
ウィルスですが、自分で日々出来るだけ
気をつけていくしか無いんだなぁ?と
思うんですよね?
そして医療従事者の皆さんには、
本当に感謝しかないです。
まずはインフルエンザとともに、何とか
この冬を乗りきって行きたいですね!