ガーデニング相談室 ~5月12日
ガーデニング相談室 松村佳代です。
アドバイザーは山尾周平さんです。
今日の質問
「ウンベラータを育てています。
冬場に葉が落ちてしまいみすぼらしくなってしまいました。
どうすればいいでしょうか?」
ウンベラータ?私は初めて聞いた名前でした。
正式名称は「フィカス・ウンベラータ」イチジクの仲間でクワ科。
ベンジャミンやゴムの木も同じ仲間です。
葉っぱの形がハート形でかわいい
冬場に葉が黄色くなったり、落としてしまったりすることが多い植物です。
でも、春先から6月にかけて、ポイントを押さえれば簡単に仕立て直しが可能
状態を戻すことができます!
というのも、この系統の植物は軸の節々に芽が休眠しているんです。
軸をよく見ると、ポコポコと盛り上がった部分があります。そこが目が休眠している場所です。
葉がもし全部落ちてしまっても、軸や芽になりそうなふくらみがあれば大丈夫。芽になる部分を残して3分の1ほどの長さにコンパクトにします。
イチジクの仲間は剪定のハサミを入れると、白い汁をだします。床や洋服を汚さないように新聞などを気をつけて剪定してください。
その後、観葉植物用の肥料を置いてあげてください。
置くタイプの肥料は効くまでに2~3週間かかるので、今回は液体の即効性のある肥料をあげてください。
季節の植物や花のおはなし
カーネーション&アジサイ
この前の日曜日は母の日でしたね。
ギフトで鉢植えをプレゼントしてもらった方も多いのでは?
今きれいに咲いているアジサイやカーネーションはハウス栽培です。
ハウスっ子という言葉があるように、いきなり直射日光や強い雨や風にあてると枯れてしまいます。
まずは鉢のまま2週間。
軒下で育てて、午前中だけ屋外に出すようにして徐々に環境にならします。
アジサイは色が褪せたり、黄ばんできたら花の終わったサイン。
3分の1ほどの長さに剪定してください。
早めにカットしてあげると、来年への力をためることができます。
その後、庭に植え替えても、鉢に植え替えても大丈夫です。
実はアジサイは日当たりを好みます。
6月から7月に日を浴びていなかったら花芽がつきにくくなります。
日差しを浴びさせてあげてくださいね。
カーネーションは庭植えには向きません。
梅雨時や夏場は蒸れて病気になりやすくなります。
鉢植えのままで軒下で管理してあげてください。
花が終わったら、3分の1くらい剪定して風通しをよくしてあげましょう。
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