CARE&JOY!「NPO法人すみれ会」-たからづかタウンガイド-
皆さんお元気ですか?
玉井順子です!
ゲストコーナー、今回は、
NPO法人すみれ会 理事長 長濱時彦(ながはま ときひこ)さんに、高齢者や障がい者認知症の方たちへのケアと楽しみ(ジョイ)について、電話でお話しをお伺いしました。
·NPO法人すみれ会とは··?
高齢者や障がい者などの方たちのケアを行うボランティアグループと旅行や音楽会などを行うグループが合体して出来た新しいタイプのNPO法人。
·ケア&ジョイ!
ケアだけでなく楽しいと感じて欲しいポジティブになって欲しい! そんな気持ちからジョイを加え〈クオリティオブライフ〉生活の質を高めることを考えて設立されたそうです。
ジョイが加わることによってより良い笑顔や生きがいに繋がるのではないかなぁ?と思います。
·6つの柱···?
活動内容は主に6種類あるそうです。
①同行介助···病院や必要な場所への付き添い。
②家事援助···家事や困り事 時にはゴミ出しなど、何でもお手伝い。
③介護タクシー···車椅子対応の送迎
④認知症カフェ···認知症の方だけでなく家族や友人、地域の方々にも来て頂き珈琲などを頂きながらお喋りや相談時には専門家による講演などもあるそうで、認知症やその家族の方の気晴らし、とともに地域の方にも直接会って理解してもらいたい、そんな思いもあるそうです。
⑤旅行とイベント事業···いわゆるジョイの部分で他にはあまり無いのでは?と思われる目玉となる活動で、関西近郊への日帰りバスツアーやコンサートなど。
⑥認知症研究会···スタッフによる勉強会を行っているそうです。
·コロナの影響で···?
NPO法人すみれ会は、 2020年1月に設立、活動を始めた2月頃からは、コロナの影響が出始め昨年は年4回予定していたバスツアーも中止に。でも「何時行けるの?」との声など、皆さんがとても楽しみにしていることを知ることが出来て嬉しかったとのこと。そんな中、緊急事態宣言の合間に開催された音楽会は予定していた定員(通常の半分以下の80人)は満席で、当初はどうかなぁ?と思っていたので嬉しかったそうです。でも何より嬉しかったのは、皆さんが本当に喜んでくれた、楽しんでくれた事だそうです。 因みに コンサートのスローガンは「コロナをぶっ飛ばせ!」だったそう···。
·拠点登場···!
中山桜台のファミリーセンター内にある「CAFE PANSY」を運営しつつ一部に、事務所の機能を持たせ、認知症 カフェや音楽会、講演会や写真展などのイベント拠点としても展開しているそうです。地域のの皆さんも呼び込んでぜひ地域の活性化にも貢献したい。と仰ってました。
·これからの課題·展望···!
①高齢者や障がい者、認知症の方などの課題に取り組みたい。そのひとつの認知症についても自治会や家族など、一部の人だけでなく、地域の住民皆で取り組くんでいくこと。地域ぐるみのケアが大切では?とのこと。
②交通問題···地域の高齢化が進んでいるけれど、駅以外の交通の便があまり良くなく、市役所や病院などへはバスの乗り換えが必要だったりするので、直通バスの必要性などを考えているそうです。
お話しを聞いていて、色々なことを考え実行されていて、とてもパワフルな方だなぁ?と感じるとともに、音楽会などジョイの部分があることで、利用される皆さんが、笑顔になって楽しく前向きになってくれる、とのお話しが本当に嬉しそうで、利用者さんの笑顔が、パワフルの元になっているのかも知れないなぁ?と感じました。 身体のケアだけでなく気持ちのケア、前向きな気持ちになる、と言うことはとても大切なことなんだなぁ?と改めて思いました!
基本的には、宝塚市の皆さんを対象にされているそうですが、バスツアーなどは市外からの参加者もいらっしゃるそうです。コロナ禍で今はもしかしたら難しいこともあるかも知れませんがケア&ジョイ!興味のある方は、ぜひお問い合せを!
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