『「月桃の花」歌舞団』-たからづかタウンガイド-

皆さんお元気ですか?

玉井順子です!

 

今週のゲストコーナーは、

「月桃の花」歌舞団の岩崎ななみさんに電話でお話しを伺いました。

 

「月桃の花」(げっとうのはな)歌舞団とは?

文化の力で平和を創る沖縄の、『命どぅ宝(命こそ宝)』を広げて行こうと、ミュージカルやエイサーを中心に、幅広い層で活動されているグループ。

 

·岩崎さんの入団のきっかけは?

その「月桃の花」歌舞団のステージを観て興味を持った岩崎さんだそうですが、元々は人前に立つのは苦手で、そんな自分を変えられるかも?との思いがあって入団を決められたとのこと。

難しいと感じる時期もあったそうですが、今は自分の意見を発信すれば聞いて貰える環境でとても楽しいと、仰っていました。

 

·コロナ禍での練習···。

昨年からのコロナ禍でも練習は行われているそうですが、やはり色々大変なこともあるようです。換気や接触が必要な練習時には手袋をしたりマウスシールドやマスクなども着用しているそうですが、マスクは表情も見えにくく、動きがあると苦しいこともあるそうです。そんな中、団員同士でも気をつけながら、一回一回時間を大切に練習を続けているそうです。

大きく変わった日常、練習も本当に大変だなぁ?と思います。

 

·ミュージカル「ガマ人間あらわる」

「月桃の花」歌舞団のミュージカル、「ガマ人間あらわる」が今月宝塚市で開催されます。

 

·ストーリーは···?

「北のシマ」で育ったのぞみ、「北のシマ第一原発」が爆発し、放射能が放出、のぞみの姉沙織は逃げたいが夫や夫の親に反対される。姉の薦めで「南のシマ」に避難するのぞみ、そこに東京から避難してきた男性、さらに金儲けのためならどんな手でも使う「ガマ人間」が絡んで···。コメディタッチのミュージカル!

 

·岩崎さんの役は···?

沙織役の岩崎さんは、妹思いの姉で、演じてみたかった役だったのでとても嬉しかった!と仰っていました。沙織を演じるために福島県の原発事故の、被害にあった方にお話しを聞いたりして自分なりに色々考えたり、他の方からアドバイスを貰ったそうです。

何とか思いを共有し寄り添いたい!との思いが本当に素晴らしいなぁ?と感じましたね!

 

·新しいことも···!

過去の沖縄戦·福島県の原発事故·そして非正規労働者の3つテーマに加え、新しくコロナ禍もテーマに加わっています。

 

·新しいメンバーも···

今年歌舞団のメンバーとなった高校生の女の子がガマの中にいる女子高生役を演じたり、大阪公演を観に来ていた専門学生もダイナミック琉球ダンスを披露されるそうで、楽しみですね!

岩崎さんも同世代の方たちが増えて、とても嬉しいと仰ってましたね!

 

 

「ガマ人間あらわる」

日時:6月27日(日) 14時開演

会場:宝塚市立文化芸術センター·

おおやね広場

詳しくは「月桃の花」歌舞団のホームページをご覧下さい。

*コロナ対策もあり定員数を減らしているため満員の可能性もありますのでご了承下さい。

 

·その他にも···

7月17日(土)13時より、宝塚市立文化芸術センター·おおやね広場において、舞台メンバーとの会話などの交流会を開催されるそうです。また大阪でも、エイサーまつりが翌日行われるそうで良かったらご参加ください、とのことです。

こちらもホームページに掲載されているとのことです。またインスタグラムもあるので、今後の予定などとも合わせて、ぜひチェックして下さい。とのことです。

 

「ガマ人間あらわる」は過去の沖縄戦や福島の原発事故、そして非正規労働問題にコロナなど様々な問題がテーマになっています。そして平和や命の大切さに向き合って、寄り添って活動されている「月桃の花」歌舞団。これから益々活躍が期待される岩崎さん、コロナ禍で色々大変だと思いますが頑張って欲しいですね!