【高野連】お弁当業者から生まれた大きな出会い
スポーツアリーナありがとうございました。
今日は、オープニングからゲストさんと3人でお届けしました!!
今回お越しいただいたのは、元・日本高等学校野球連盟事務局長 田名部和裕さんです。
現在、甲子園では熱い戦いが行われていますが、これまでの歴史も含め、たくさんのお話を伺いました。
大雨やコロナウイルス感染予防等の影響で、これまでに無いほど準備や対策が大変な大会になっていますが、
これは試合本番だけでなく、練習場の確保やスケジュール管理など、我々が見えないところにも大きな影響があると言います。
高野連の事務局では、年始に練習場へ挨拶回りに行くところから始まります。これが大事なんだそうです。
普段から高野連の皆さんが、練習場の方々としっかりとコミュニケーションを取っていることで、万が一の場合にも速やかに対応出来るんですね。
雨対策も非常に大変なところです。試合を開催するのか、順延するのか、その判断もしなければなりません。
昔は、気象台や117の天気予報電話から雨の情報を得ていましたが、ある日、とある出会いを果たします。
夕刊紙に「ジャイアンツは天気情報で勝った」という文字があったそうです。
それがどういうことかと言うと、当時の球場のお弁当業者が、今日の試合が出来るか出来ないかでお弁当の仕入れの数を決めていたんです。
そこから、今日は雨になるぞという情報を球団スタッフが聞いて、試合に活かし、見事に勝利をしたと言います。
それを知って、この記事の出稿元を教えてもらい、オーシャンルーツという会社に出会い、契約をし、
さらに、気象予報士を現地に置いて、細かい天気の管理をするようになったんだそうです。
甲子園は、全国の高校球児を始めとする、たくさんの学生が輝く場所です。
彼らを輝かせ、安全に大会を行うためには、高野連の大きい且つ細かい支えがあるからなんだと改めて感じました。
今年の大会も本当に大変な中で行われていますし、悔しい思いをした学生もたくさんいます。
高校野球を楽しみに観ている私も、もやもやと悔しい気持ちがあるのが正直なところです。
ただ、開催出来ていることはすごく嬉しいですし、球児たちのプレーに本当に元気をもらっています。
最後の最後まで、熱く!熱く!戦ってほしいなと思います。
選手の皆さん、心から、応援しています!!
🎵MUSIC LINEUP🎵
ダッシュケイオウ / 演奏:東京佼成ウインドオーケストラ
紺碧の空 / 伊藤久男&コロムビア合唱団
パプリカ / Foorin
No Surrender / Beast In Black
ハイライト / ベリーグッドマン
マイウェイ / フランク・シナトラ
あまちゃんオープニングテーマ / 大友良英