たからづか8丁目35番地(水)「川柳の時間」ブログ版
みなさんこんにちは!
たからづか8丁目35番地・水曜日
パーソナリティーの山崎彫科です。
「川柳の時間」
9月14日は 夕 凪子 さんにお越しいただきました。
たくさんのご投句ありがとうございました。
ゴムの木伸びる月の光に騙されて 凪子
同じことくり返すヒト わらうアリ 和音
ヒトが人を殺す。三歳児でも悪いことだとわかる当たり前のことを、大人は忘れている。いつまで続く戦争なのでしょうか。全く進歩のないヒト科です。
校長の机に話し方いろは 林かずき
長年教壇に立ってきた校長の、机の上に置いてある諸々。中でも、言葉で思いを伝えることの難しさの象徴としての「話し方いろは」。まして、17音おや。
夕日さす海から届く便りあり 玉山智子
初秋の海からのメッセージは、聞こえる人にしか聞こえない。ゆるゆると落ちてゆく夕日に染まったそれは、とても温かい。
心臓に月の光の矢が二本 砂狐
心臓という的にピシッと突き刺さる月光。初秋の輝きを増した光に、これからの生き方まで左右されそうです。ならば、毅然と受け止めて立つ。
文芸コーナー『川柳の時間』
毎月第1週は茉莉亜まりさん、
第2週は夕凪子さんをお迎えしてお届けします。
これからも皆さんからのたくさんのご投句、お待ちしています。
メールアドレス:fm@835.jpに
「 水曜日の川柳コーナー」宛でお送りください。
番組当日朝8:30まで募集しています♪
川柳の時間はYouTubeで配信をしています。
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チャンネル登録をしていただけましたらうれしいです。
1週間程度アーカイブが残ります。
ルリマツリ 撮影:夕 凪子