たからづか8丁目35番地(水)「川柳の時間」ブログ版
みなさんこんにちは!
たからづか8丁目35番地・水曜日
パーソナリティーの山崎彫科です。
「川柳の時間」
11月9日は 夕 凪子 さんにお越しいただきました。
たくさんのご投句ありがとうございました。
松籟や我がものという何もなし 凪子
幸せをひとつ飛ばして乱気流 砂狐
幸せはみな一様なかたちをしている。その時は幸せと思わず、飛ばしてしまうことだってある。ひとつひとつを乗り越えて、はじめてわかるシアワセ。
ジローハナコ おでんの顔のクラス会 林かずき
クラス会がおでん鍋のようだとおもしろい。スマートな僕も、今ではじゃがいもに見えているのかもしれない。ジローハナコのカタカナ表記がいいですね。
闇を指す羅針盤すて仰ぐ星 猫又
羅針盤が闇を指していると言う。いつも北を指すとは限らないのです。その昔から、北斗星を目印に航海してきたのは正しかったのですね。
ふたりなら身軽に旅をしたものを ミサヲ
と言うことは今はふたりではないのですね。事情があって別れ別れになって。それでもきっといつかはと淡い希望が伝わります。
千年の後を戯曲として時雨 高良俊礼
秋から冬にかけて降る細い雨。想像すら出来ないながい時間は皆、戯曲にしてしまう。千年後に、つい思いを馳せてしまいました。
文芸コーナー『川柳の時間』
毎月第1週は茉莉亜まりさん、
第2週は夕凪子さんをお迎えしてお届けします。
これからも皆さんからのたくさんのご投句、お待ちしています。
メールアドレス:fm@835.jpに
「 水曜日の川柳コーナー」宛でお送りください。
番組当日朝8:30まで募集しています♪
川柳の時間はYouTubeで配信をしています。
「エフエム宝塚」で検索してご覧ください。
チャンネル登録をしていただけましたらうれしいです。
1週間程度アーカイブが残ります。
地方から、日本へ、世界へ。なまら(とても)元気な三人の女子です♪
撮影:夕 凪子