たからづか8丁目35番地(水)「川柳の時間」ブログ版
みなさんこんにちは!
たからづか8丁目35番地・水曜日
パーソナリティーの山崎彫科です。
「川柳の時間」
10月12日は 夕 凪子 さんにお越しいただきました。
たくさんのご投句ありがとうございました。
もうそろそろ笑い話にしましょうよ 文子
悲しみも怒りもいっぱいあったこれまで。「そろそろ」に笑い話だったと思えるまでのながい時間経過が偲ばれます。
爽やかに通院バスの運転手 千加子
痛みや辛さをたくさん乗せて出る通院バス。運転手さんの何気ないひと言、仕草に救われる。もうすっかり秋になっている。
金木犀まといしままの道の駅 林かずき
馥郁とした金木犀の香に包まれて、道の駅に豊かな秋が並びます。金木犀の花はすっかり落ちてしまったのだけど。
臆病になって杏を遠ざける 川端日出夫
酸っぱさをまだ少し残した杏の危うさ。惹かれつつも遠ざける今日。いつか後悔する日がくるのだろうか。
風、楓、秋は現在形の過去 高良俊礼
確かにここにありながら、姿を見せないもの。刻々と過ぎてゆく今は、限りない思いとともに遠ざかる、現在形の過去。
文芸コーナー『川柳の時間』
毎月第1週は茉莉亜まりさん、
第2週は夕凪子さんをお迎えしてお届けします。
これからも皆さんからのたくさんのご投句、お待ちしています。
メールアドレス:fm@835.jpに
「 水曜日の川柳コーナー」宛でお送りください。
番組当日朝8:30まで募集しています♪
川柳の時間はYouTubeで配信をしています。
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チャンネル登録をしていただけましたらうれしいです。
1週間程度アーカイブが残ります。
マユハケオモト 撮影:夕 凪子