たからづか8丁目35番地(水)「川柳の時間」ブログ版

みなさんこんにちは!

たからづか8丁目35番地・水曜日

パーソナリティーの山崎彫科です。

 

 

「川柳の時間」

1月11日は 夕 凪子さんにお越しいただきました。

今年最初の夕凪子さんの川柳の時間でした。

本年も宝塚8丁目35番地水曜日 川柳の時間をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

Youtubeにはアーカイブが一週間程度残ります。「エフエム宝塚」と検索してご視聴ください。

チャンネル登録 もよろしくお願いいたします。

 

 

 

番組内でご紹介できなかった作品の抜粋を掲載いたします。

 

餅ほどは膨らみもせず焦げもせず   川端日出夫 

膨らむ焦げるのは餅の専売特許。自分らしい膨らみ加減、焦げ加減があるはずです。極めましょう。

 

餡子餅パクリようやく逃げられる   一橋悠実 

餡子の優しさから逃げる。あるいは、餡子のパワーを借りて逃げる。と、いろいろ考えさせる句。作者はどちらだったのでしょうか。

 

デパートに靴踏まれたり福袋    林かずき 

デパートの初売りでしょうか。大勢の客で混雑する様子が見えてきます。「デパートに靴踏まれたり」とはおもしろい。

 

木枯らしが低く嘯くラブソング   猫又 

木枯らしの歌うのはラブソングだと喝破して楽しい。あれでなかなかの情熱家なのです。

 

寒椿、空がまぼろしだとしても    高良俊礼 

実態の不確かさの極みのような冬空。そんな季の中で、確かなものとして花の色、葉の色をますます際立たせる椿。

 

目覚めたら春になってたはずなのに    暁音 

厳寒の今、目覚めてしまったようですね。温かいミルクを飲んでまた眠りましょう。今度はきっと春。 

 

 

 

文芸コーナー『川柳の時間』

毎月第1週は茉莉亜まりさん、

第2週は夕凪子さんをお迎えしてお届けします。

 

 

これからも皆さんからのたくさんのご投句、お待ちしています。

メールアドレス:fm@835.jpに

「 水曜日の川柳コーナー」宛でお送りください。

番組当日朝8:30まで募集しています♪