川柳の時間
川柳の時間
ブランコにのって秋桜見つめてる 川端日出夫
ブランコに揺られながら風に揺れる秋桜を見ている。ギーコギーコと鳴るブランコの音がこの世の良しなし事を消して。広く開いた心の空間いっぱいに広がる秋桜。初秋の風のなかのひととき。
絶不調見上げる空も本降りで 和音
地球規模で災害が続きます。地上に生きるものも平安とはいかない。絶不調に見舞われることもありますね。じきに秋の澄んだ空になります。それまでの辛抱です。
「歳です」となじみの医者は顔を見て たみお
病いのそもそもの原因は加齢だろうことは重々承知している。今更言われなくても、ですね。なあに、老いに棹さして、元気を手にして、さあ人生はこれから。今日も頑張りましょう。
遺影には使えぬ写真ばかり撮る 徳道かづみ
遺影に使える写真。きちんとかしこまった晴の写真。定番化された写真ではない自分の好きな遺影のイメージを伝える。そんな写真かあったらいい。ところでどんな写真を撮っているのでしょうか、一度見せて欲しいです。
いつも通りのふりして明日を待っている 一橋悠実
いつも通りを演じる女優になった。いわゆる大人になったということだろうか。心のままに生きることは案外疲れる。時々演じることで自分から抜けることも、精神衛生的にはいいのかも。
助走するまだまだ助走飛べるまで 文子
フラミンゴは25メートルを助走してやっと飛ぶ。羽に風を感じて、飛び上がれるまでの距離を知らなければ、走るしかない。あれもこれも捨ててさあ、今日も走ろう。
今月の彫科さんの句
雷に一瞬黙る熱帯夜 彫科
今月の凪子の句
一人去ってリリリ 一人来てリリリ 凪子
海遊館へ行ってきました。
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