深まりゆく秋
皆さま今晩は、貴志まさみです。11月22日土曜日、「貴志まさみの、バラのくちづけ」をお届けします。
みなさま、いかがお過ごしですか?深まりゆく秋……地域によっては、もう冬景色でしょうか。
冬が立つと書いて「立冬」、これは11月の7日でしたね。暦の上ではとっくに冬なんですね。
冬は星々が美しく輝きます。空気が澄み切った冬の夜空に、星はキラキラと輝く姿を私たちに見せてくれます。
そんな星に想いを託した歌があります。
漫画家のやなせたかしさんが、戦争で亡くなった若い弟さんのことを想って書いた詩に、
神戸で活躍された作曲家・小野瀬晃一さんが曲をつけた、「星」という歌です。
美しく、せつない歌です。「星」お聴きください。
♪~星
お聴き頂きました。貴志まさみの「星」でした。
さて、11月5日の水曜日のことなんですが、この「貴志まさみの、バラのくちづけ」を放送している、
エフエム世田谷さんの朝の生放送番組「ビー・アップ・世田谷」水曜日の山口真奈さんの日に、
電話でゲスト出演させていただきました。ありがとうございました。
少しだけのトークかと思ったら、20分近くお話しさせてもらい緊張気味のままお話をしたんですが、
司会の山口真奈さんがなんと、宝塚ご出身だったんです!
そして、エフエム宝塚のこともよくご存知でしたし、アピアのことも懐かしく話してくれました。
ラーメン屋さんのことまでよく覚えていると話していました。
私はといえば、電話出演で、しかも生放送は初めて。
とても緊張して、思っていることがうまく言えなかったり……。
エフエム世田谷の皆さん、そして山口真奈さん、どうもありがとうございました。
ぜひ、エフエム世田谷に一度伺いたいと思います!
では、次の歌に参りましょう。
元気の出る歌、やなせたかしさんの陽気な一面が出ている楽しい歌です。
「手のひらを太陽に」お聴きください。
♪~手のひらを太陽に
「手のひらを太陽に」お聴きいただきました。
やなせたかしさん作詞の歌をお届けしていますが、
次も、やなせたかしさん作詞、小野瀬晃一さん作曲で「白い街」をお届けしたいと思います。
過去の悲しかった想い出も、楽しかった記憶も、すべて雪が降る街にうずめてしまおう。
春になって雪が解ければ、また新しい青春が始まるんだ。
哀愁を帯びたメロディに、新しく生まれ変わっていく物語が語られています。
やなせたかしさんの生きることへの讃歌のように思えます。
「白い街」、お聴きください。
♪~白い街
さて、次はがらりと装いを変えて、やなせたかしさんのお茶目でわんぱくな一面が出た歌です。
なんと、「パンツはきかえの歌」。
10歳の少年になったやなせたかしさんが作った詩です。
冬の寒い朝に、きっとやなせさんご自身が体験したこと、それを歌にしておられます。
「パンツはきかえの歌」、お聴きください。
♪~パンツはきかえの歌
貴志まさみで「パンツはきかえの歌」でした。なんだが愉快な歌でしょう?
私も、何度か歌っているうちに、どんどんこの歌に描かれている情景が目の前に浮かんできて、
思わず爆笑してしまいます。
そんなやなせたかしさんに関連した歌を次にお届けしましょう。
永六輔さんが作品を書いたミュージカル「見上げてごらん夜の星を」は、
夜間高校を舞台にした若者の青春群像。
永六輔さん自身、夜間高校に通う生徒だったそうで、
当時は集団就職で東京に出てきて、働きながら夜になると高校で勉強した人たちが多かったんです。
今も夜間高校、定時制の学校はありますが、
日本が高度成長期を迎えようとしていた時期、
その労働を支えたのが、夜間高校に通う若者だったんですね。
永六輔さんの思いがこもったミュージカル、
そのテーマソングである「見上げてごらん夜の星を」お聴きください。
♪~見上げてごらん夜の星を
「見上げてごらん夜の星を」でした。
今夜は、やなせたかしさんの詩を中心に、さまざまな人生の側面を語る歌をお届けしてきました。
最後は、貴志まさみの「青春の旅立ち」をお聴きください。
♪~青春の旅立ち
今夜もお聴きいただき、ありがとうございました。
まだ少し時間があるようなので、この番組の台本を書いている上野さんがギターを弾いてくれるというので、
ナマ歌をうたいたいと思います。
いろいろな歌が思い浮かんだんですが、
今夜は、「遠くへ行きたい」というなつかしい歌をお届けしましょう。
♪~遠くへ行きたい(生演奏)
いかがでしたでしょうか?番組へのメッセージはそれぞれの局のホームページからアクセスしてください。
番組名「貴志まさみの、バラのくちづけ」と書いて、メッセージ、リクエストをお願いします。
毎週土曜日の、エフエム世田谷は午後7時から、
エフエム宝塚は午後8時から、
「貴志まさみの、バラのくちづけ」を聴いてくださいませ。
ありがとうございました。







