花のある暮らし、花の歌が流れる夜
「貴志まさみの、バラのくちづけ」
エフエム世田谷は午後7時から、エフエム宝塚は午後8時から。
10月も半ばを過ぎて、
秋の花が美しく咲いている風景をよく見かけます。
住宅街のおうちの軒先や、玄関先でよく見かけるのが、
パンジーやガーベラのかわいい花たち。
野の小径に揺れながら咲いているコスモスの花々、
そして私の大好きな薔薇の花……
🌹🌹🌹
秋の花たちは、春や夏のお花と少し趣きを変えて、
シックで落ち着きがあり、
優雅な愁いをかもしだしているような、
そんな印象を受けます。
みなさんのおうちのお庭や、
ベランダにはどんな花が咲いていますか?
あるいは、お部屋のなかにはどんな花たちがいますか?
🌺🌷🌼
花のある暮らしは、花の持つ彩りが私たちに、
なごやかさと、ゆたかさを与えてくれるように思います。
今夜はそんな「お花」をテーマにした歌をお届けしましょう。
♪~ローズ~愛は花、君はその種子
♪~花になれ
さて、ここ宝塚といえば、宝塚歌劇団の歌、
「すみれの花咲く頃」を思い起こす人が多いと思います。
すてきな歌ですね。
🌺
この歌はもともとシャンソンの「白いリラの咲く頃」が原曲で、
さらに歴史をさかのぼれば、
ドイツで上演された舞台のなかで流れた歌に行きつくそうです。
時代は1928年のことといいますから、日本は昭和4年。
この年の10月、ニューヨーク証券取引所で株価が大暴落。
「世界恐慌」と呼ばれる大変な経済事件が起こります。
この世界恐慌の波はヨーロッパ各国に押し寄せます。
🛫
第一次世界大戦の敗戦国だったドイツの場合、
敗戦による莫大な賠償金を抱えていたので、この恐慌で、
さらに深刻な事態へと進んでいくことになります。
この事態の中に登場したのがヒトラー率いるナチスドイツ党で
その後、世界は大きな混乱へと邁進することになります。
みなさんもこうした歴史の流れはご存知だと思います。
🚢
歌の話から世界情勢の話になってしまいましたね。
今の世界も、決して平和でおだやかな状況だとはいえません。
そんな状況だからこそ、歌が流れる環境、
歌をうたう人が多くなるような世界であってほしいと思います。
そんな思いを込めて、2曲お届けします。
「花いくひら」は、私のオリジナルソングです。
♪~百万本のバラ
♪~花いくひら
今夜は、秋に咲く花のお話をしてきました。
「スタジオ生うた」でも、やはり花の歌をうたいましょう。
構成の上野さんのギター伴奏、お願いします。
今回は、上野さんが選んできてくれた歌をうたいましょう。
「花はどこへいった」というフォークソングですね。
上野「はい。ピート・シーガーという歌手が1956年に発表した歌で、世界的に有名な反戦歌でもあります」
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野に咲く花は どこへゆく
野に咲く花は きよらか
野に咲く花は 少女の胸に
そっとやさしく いだかれる
🌺
かわいい少女は どこへゆく
かわいい少女は ほほえむ
かわいい少女は 若者の胸に
恋のこころ あずけるのよ
🌺
その若者は どこへゆく
その若者は 勇んで
その若者は 戦いにゆく
力強く 別れを告げる
🌺
戦士の眠る その土に
野ばらがそっと 咲いていた
野ばらはいつか 乙女の胸に
そっとやさしく いだかれる
🌺
美しいメロディの歌でした。
戦争によって引き裂かれる恋人たちのことを歌っています。
今、やはり世界では戦争が続いています。
こうした悲しい運命の恋人たちもいると思います。
🛫
私たちの前から、
戦争というものがなくなる日は来ないのでしょうか。
戦いや憎しみといったことのない世界は無理なんでしょうか。
決して無理だとは思いたくないですね。
では、今夜最後の歌をお届けしましょう。
♪~薔薇のことづけ
番組は、宝塚・逆瀬川の、
ガラス張りのスタジオからお届けします。







