大人になったらこの唄をのコーナでは「Mr.Children/名もなき詩」をご紹介しました。

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2月18日放送分いかがでしたか?

「大人になったらこの唄を」のコーナーではMr.Childrenの名もなき詩をご紹介しました。

この曲はリリースされた当時、中学生くらいだった僕は初めて聞いて、なんかすごいこと歌ってるぞって思った曲なんです。

まず、2番のサビ「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気がつけばそこにあるもの」っていうところ。この曲を作ったミスチルの桜井和寿さんはランニング中にこのフレーズを思いついて、「この曲を完成させるまでは死ねない」って思ったそうですよ。なるほど、真理だ!

それから「あるがままの心で生きよう」っていうところ。

中学生くらいになると友情、恋、先輩後輩、いろんな立場、状況の中で生きていくことになりますよね。

みんなと仲良くしたいから本音を隠して愛想笑いを浮かべたりすることもあるかも。そんなことを繰り返していたら、なんだかやりきれない気持ちになって自分を見失ってしまって悩んでしまうこともあるでしょう。

この歌は、そんな時に寄り添ってくれるんです。

自分の本心、「あるがままの心で生きたい」ときっと誰しもが思うと思うんです。

映画ネバーエンディングストーリーの原作『はてしない物語』でも主人公のバスチアン・バルタザール・ブックスがたどり着いたのはそんな境地、あるがままの心で生きようというものでした。この曲を作ったミスチルの桜井和寿さんもこの話読んだのかな?

「あるがままの心で生きよう」と願う。

けど願ったところでそのまま生きられるわけではなくて、いろんなことがあるから「人はまた傷ついていく」んですよね。

「誰かを思いやりゃあだになり、自分の胸に突き刺さる」

でも、やっぱり「あるがままの心で生きよう」と願うものだと思うんです。

この曲はそういうあなたに寄り添う曲。

「がんばれ」とは決して言わない。

そういうもんだよ。傷つくよね、「誰だってそう、僕だってそうなんだ」って痛みを分かち合うように寄り添ってくれるんです。

「愛情っていう形のないもの伝えるのはいつも困難だね

 だからDarling この名もなき詩をいつまでも君に捧ぐ」

ていう部分がまさしくそうですよね。

ちなみにDarling は「最愛の人、あなた」っていう意味なので女性から男性に向けてだけじゃなくて、男性から女性に向けても使われるんですよ。

「自分らしさ」とは思春期みたいな自我に苦しむような時には、この曲を聴いてみてください。

各コーナーは以下のとおりでした。

【関西おでかけホットフォーカス】

コカ・コーラウエスト京都工場見学/奈良県営うだアニマルパーク

【小腹へGO!GO!パパイケ麺】

卵とじうどん

【3月20日 宝塚学検定・初級に挑戦 ~クボカツの満点だってユメじゃない!~】

宝塚の自然

【手伝ってヘルプミー!】

自転車のお手入れ

【ふぁみポリス交通安全情報】

チャイルドシートの誤使用に注意

【大人になったらこの唄を】

名もなき詩/Mr.Children

【コドモなう】

pepper

【たからづか便り】

不登校から考える学習会

ではまた次回

 

久保田佳克