ガーデニング相談室 ~10月5日
ガーデニング相談室 松村佳代です。
アドバイザーは山尾周平さんです。
今日の質問
あいあいパークで苔玉をみました。作り方を教えてもらいたいです。
山野草フェアをしていたときに、何度か苔玉づくりの講座を開催。
秋の山野草が揃っている今が、苔玉を仕立てるのにとても良い時期です。
苔は「ハイゴケ」というものを使っています。
どんどん育っていくうちに苔が活着して風合いがでていきます。
苔をぐるぐる巻きにするための木綿糸も用意してください。
水辺の植物にもつかう「ケト土」を泥団子の要領で丸めて作ります。
爪の間に土が入るのでビニール手袋をして作業したほうがいいですね。
苔玉にどんな植物をいれたらいいのか?
「カマツカと糸らっきょ」「リンドウとセキショウ」など
葉物や花物と流れのでるような草を合わせるのがおすすめです。
イチジクくらいの大きさになります。
和鉢やお皿などに乗せて飾るといいですね。
野山を切り取って苔玉にしたものを、部屋に飾ることができるって素敵です。
10月1日から、今年の宝塚おうち園芸、園芸体験パックのプレゼント応募が始まっています。
市役所のホームページなどでご確認ください。
季節の植物や花のおはなし
バンダ
一風変わった着生の蘭。
土にも何にも植わっていない状態で、木にぶら下がって育ちます。
根が空気中の水分を吸い上げて成長して花を咲かせます。
根がインテリアとしておしゃれ!ということで、根だけ販売されています。
育てるのは少し難易度が高め。
多湿の熱帯雨林で育つ植物なので、朝昼夕3回は必ず水やりが必要です。
温室があると育てやすいです。