ガーデニング相談室 ~8月21日
ガーデニング相談室 松村 佳代 です。
夏休み特別企画
『ブルーベリー』特集の第3弾です!!!
今回のテーマは「ブルーベリーの育て方」です。アドバイザーの山尾周平さん。
フェアの会場にはたくさんの種類のブルーベリーが実をつけています。
おいしいブルーベリーを鳥たちに食べられないように、
山尾さんが鳥よけネットを張ったそうです。
ブルーベリーは「太陽と水の植物」と言われているように、日光と水が大好き。
でも、水をたっぷりあげればいいというわけではないそうです。
というのも、根が特徴的なブルーベリー。髪の毛ほどの細くもじゃもじゃ。蒸れに弱いんです。
この細い髭根を、浅く広く横に広げて育ちます
日当たりがよく、水はけがいい環境で育ててあげましょう。
<鉢の選び方>
「スリット鉢」=横に切れ目が入っているので排水がいい。
「素焼き鉢」=鉢底に大きめの穴があいているもの。
<ブルーベリーが弱ってきたら?>
「梅雨の長雨に根が蒸れた」
「日照不足のため水を吸い上げられず根腐れ」
「夏に痛んだ根から水を吸い上げられなくなる」
こんな時は植え替えが必要です
植え替えるとき、
「2回り大きいサイズの鉢、同じサイズの鉢、小さいサイズ鉢」
どのサイズを選べばいいでしょう?
土が乾きやすい状態をつくるために、小さめの鉢に植え替えることがポイント
「大は小を兼ねません」
鉢を小さくすることで、土の量が少なくなり乾きやすくなります。
<ブルーベリーを育てる土>
ブルーベリーは酸性の土で育てましょう。
ラビットアイ系は、ph4.3~5.3
ハイブッシュ系は、ph4.3~4.8
(普通の培養土はph6~6.5)
自分で土を配合する場合は、ピートモスや鹿沼土を配合してください。
ブルーベリー専用の土も販売しています。
果実なので肥料も大事です
寒肥、追肥、お礼肥えを必ず忘れないように。
その場合、即効性のある液体肥料はだめですよ。
ブルーベリーは根が細いので、有機系のじわっと効くタイプを選んでください。
ブルーベリー専用の肥料もありますよ。
次回は夏休み企画のラストこれを聴けば「あなたもブルーベリー博士」
それでは、また来週~