ガーデニング相談室 ~10月16日
ガーデニング相談室 松村 佳代 です。
アドバイザーは 山尾 周平 さんです。
今日の質問
「宿根草の植え替えをしたいのですが。時期はそろそろでしょうか?」
宿根草の植え替えは、葉っぱや芽が動き出すタイミングがベスト。
9月下旬から10月初めごろが適しています。
少し遅いですが今の時期でも大丈夫です。
同じ株で長く楽しめる多年草は、
「常緑多年草」(クリスマスローズなど )と、
「落葉多年草」(ギボウシ、アジュガなど)と2つに分類されています。
落葉多年草は、葉っぱがなくなっても根が残っている、ということで「宿根草」と呼ばれるようになりました。
鉢植えの場合、根詰まりを起こさないようにするために株分が必要です。
大きく株が育っていたら、スコップやハサミでカットして株分けしましょう。根が傷ついても、これから成長期になるので大丈夫ですよ。
↑アジュガ。株が2つにわかれていますね。
庭植えの場合も株分けをして、風通しをよくしたり、土を耕してふかふかにしましょう。
3月~4月も成長期になるので植え替えできます。
季節の花や植物のおはなし
あいあいパークでは、10月19日から「バラフェア」が始まります。
この時期は、咲いているバラの花の色や形を見て、香りを確認しながら選べるのがいいですよね。
バラは咲く時期による分類があります。
○春しか咲かない「一季咲き」
○春から11月頃まで次々と咲く「四季咲き」
○不定期にくりかえして咲く「くりかえし咲き」
○春に咲いたあと、6月や9月などにまた咲く「返り咲き」
今の時期に咲いているバラは長く楽しめる「四季咲き」です。
これからは温度も下がるので、バラの花持ちがよくなります。
秋は空気が澄んでいるのでよく香り、花の色も深みがあり春とはまた違う楽しみ方ができますよ。
あいあいパークのバラフェアで、お気に入りのバラを見つけませんか
それでは、また来週~