ガーデニング相談室 ～１１月１３日
ガーデニング相談室
松村 佳代 です。
アドバイザーは 斎藤 茜さんです。
今日の質問
「去年のポインセチアを大事に育てているのですが、赤くなりません
どうしたらいいですか？」
クリスマスが近づくと出回り始めるポインセチア。
赤と緑がクリスマスにピッタリの色合い～
「赤くするためには、ポインセチアを眠らせてあげないといけないんです」と斎藤さん。
え？眠らせるって？？？
ポインセチアは『昼の長さが短くなると花芽つけたり色合いを変える』短日植物です。
赤く色づかせるには短日処理が必要なんです。
１日１４時間、日を遮って真っ暗にする＝眠らせる状態を４０日間くらい続けると赤くなります。
業者さんは、この短日処理をして出荷しているんだそうです。
住宅街のお庭だと、夜も街灯などで明るいですよね。
ご家庭だと、段ボールなどを被せて真っ暗にして眠らせてあげてください。
『真っ暗！』がポイントです。
今から短日処理を始めるのは少し遅い？！ですが、うっすらポッと色はつくと思います。
季節の植物や花のおはなし
バラ、購入後のお手入れについて
植え替えはどうしたらいいですか？
バラの植え替えの適期は花が終わった１２月ですが、
今期購入したバラの苗は、すぐにお気に入りの鉢に植え替え可能です。
花が咲いていても大丈夫
その場合は根を崩さずにそーっと植え替えてあげてくださいね。
花が咲いた後のお手入れはどうしたら？
花が咲き終わったら、花がらを摘んでください。
休眠期になるまでは、葉っぱをできるだけ残して株を育ててあげましょう。
病気や虫がそのままだと、越冬して春になって新芽に虫がついてしまいます。
花が終わった頃、年内に駆除
葉の裏表、付け根など全体に、液体の殺虫殺菌剤をかけてあげてください。
固形の肥料は１１月中旬ごろまでで終わり。
後は即効性のある肥料を何度か与えたあと、剪定しましょう。
あいあいあパークのお庭でバラのいい香りに包まれながら～～～
ただいま、あいあいパークは改修工事中ですが、
いつもどおり営業中です。
ぜひ、お越しください。
それでは、また来週～