ガーデニング相談室 ~1月15日
ガーデニング相談室松村佳代です。
アドバイザーは斎藤茜さんです。
今日の質問
「年末にいただいたシンビジウムのお手入れ方法を教えてください」
ゴージャスなボリュームのある蘭の仲間、シンビジウム。
蘭の品種の中でも比較的育てやすく、お歳暮で贈るのにも人気のお花です。
12月~3月くらいまで長くお花を楽しめます。
つぼみがあるときは花を咲かせるために日光が必要です。
日当たりのいい窓辺ちかくに置いてあげましょう。
お花が全部咲いてしまったら、
お花を長く楽しむのには少し薄暗いところに移動~
家族やお客さまの目にふれる「玄関」などに置くといいでしょう。
暖房がしっかり効いている場所より少し涼しいくらいがベスト。
10度から20度までの室温が適温です。
根っこに特徴があるシンビジウム。
水やりの方法にポイントがあります。
大きめのバケツに水をはって、植木鉢ごとジャボンとつけこみましょう。
プクプクとでていた泡が止まったら水がしっかり行き渡った印。
水から引き揚げて、水気を切ってから元通り飾ってください。
水やりのタイミングは、
バークチップ(木の皮)の下を触って乾いている時。
乾きが激しいと葉っぱが巻いてきてしまいます。
葉っぱと根の乾き具合をしっかり確認して水をあげてくださいね。
季節の植物や花のおはなし
「バラの剪定」
1月は木立のバラの剪定時期です。
そろそろ冬の庭仕事をスタートさせましょう。
木立のバラは「強剪定」をすると聞いたことはあるけれど、
どれくらい切ればいいの?
まずは「充実した枝」を見分けましょう。
品種によって見極めポイント
大輪品種=鉛筆くらいの太さ
中輪や小さい花=お箸の太さ
それより細い枝は元から切り落としてしまいましょう。
細すぎる枝は栄養がしっかり溜まっていないので、
もし咲かせても貧弱なお花になります。
「充実した枝」も全体の半分以下に切り落としましょう。
半分以下って、どれくらい切ったらいいの?
迷う、わからない、、、
斎藤さんどうしたらいいですか?
「ぜひ、おうちのバラたちを写真に撮って、持って来てください!」
えっ、いいんですか?
「鉢ごと持ってきていただいてもいいですよ。」
なんて心強い!!!
さすが園芸アドバイザーさんが揃っているあいあいパークですね。
みなさん、ぜひ斎藤さんにバラの剪定について質問してくださいね~
それでは、また来週~