ガーデニング相談室 ~5月27日
ガーデニング相談室松村佳代です。
アドバイザーは今日のテーマ「つるバラ」をまとった山尾周平さんです。
今日の質問
『香りのあるバラを植えたいのですが、おすすめはありますか?』
一番おすすめのバラは「フレグラントヒル」
山尾さんがバラを好きになったきっかけの品種なのだそうです。
越後丘陵公園のコンクールで金賞を受賞した木立性のバラ。
フルーティーな香りは香水にもなっています。
ほかに香水になっているバラの品種としてはナエマ。こちらも丈夫でおすすめです。
3年に一度、世界バラ会議では「世界中で愛されている美しいバラ」としてバラを選出しています。
殿堂入りしているバラは、どれも香りがよく強健種なものが多いそうです。
ドフトボルケ(フレグラント・クラウド)、ピース、アイスバーグ、ピエール・ドゥ・ロンサールなどもおすすめです。
花弁が固く厚みがある品種は雨に強く花もちがいいですが、香りがしません。
花弁が薄いバラは香りが強いものが多いですが、雨にあたると花が水分を含んでしまって散ってしまいます。
また、香りが強いとその分、虫が寄ってきやすいという特徴もあります。
初めて育てる方は、ぜひ香りがあって丈夫な品種を選んでくださいね。
季節の植物や花のおはなし
つるバラ
つるバラにはいろいろな形状の品種があります。
地面を這うように育つバラ。
建物の屋根を超える高さまで育つ長尺のバラ。
人の背丈くらいの半木立、半ツルバラ。などなど。
つるバラの場合、
「どこに植えるか?」「どこに誘引するか?」を決めてから購入するのがポイントです。
今は誘引の時期ではないので、まずは上に上に伸ばしましょう。
秋頃にバラの誘引の仕方を講座で紹介します。お楽しみに~
あいあいパークでは「バラフェアー」が開催中。
色とりどりそして甘い香りにうっとりします
バラの写真を撮っていたら、お仕事中の斎藤さんと出会いました。
昨日の雨で傷んでしまったバラたちのお世話をして、
元気なバラたちと入れ替えをしているところでした。
大切に育てられたお花たちがあいあいパークで待っています~
それでは、また来週~