ガーデニング相談室 ~8月5日
ガーデニング相談室松村佳代です。
アドバイザーは石阪かおりさんです。
今日の質問
「水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと、というのはどれくらいのことをいうのでしょうか?」
土の表面が乾いているというのはどのような状態をいうのでしょうか
鉢植えの場合3つのポイント
(1)土の色を見る
黒や茶色がかったいる土が水分のないサラサラ状態の色になっているか?
(2)指で土を触ってみる
指を土に差し込んで感触を確かめましょう。完全に乾いている?まだ湿っている?湿っていると土が指についてきます。
(3)鉢の重さの確認
水やりをする前とした後では鉢の重さが変わります。
外で育てている植木鉢は持ち上げる機会は少ないかも?
室内で育てている観葉植物などは掃除のときに動かしたり、水やりの後に受け皿の水を切るときに持ち上げたりしますよね。
水やりの量について
ジョウロに水を満タンにして、根元にたっぷりとかけます。
葉っぱや花の上からかけるのはダメですよ。
雨が自然にかかるのはなのですが、日頃の水やりで水をかけるのは避けましょう。
ついついホースを使ってジャーッとやりがちですよね
株の根元に!がポイントです。
水をあげたら、浮き上がった水がグーっと沈むまで一回待ちます。
そのとき鉢底から水が落ちてきていなければまだ量が足りません。もう一度水をあげましょう。
鉢の底から水が流れ出てきて全体に水が回った状態にさしかかっています。
その後もう一度、お水をあげます。
それでようやく「たっぷり水をあげた」ことになります。
夏場は水が蒸発します。
素焼きの鉢の場合は、鉢が水分を吸ってしまって植物の方に水が行き渡っていないこともあります。
ガーデニングのプロであるアドバイザーさんも、まず仕事は水やりからとのこと。
「水やり」=奥が深い作業の一つですね。
季節の植物や花のおはなし
ひまわり
みんなが知っている花「ひまわり」
背の高さまでグーンと伸ばして咲く夏の花ですよね。
鉢植えで楽しめるミニひまわりもありますよ。
30~50センチのコンパクトサイズ。
1輪だけでなく、2番花、3番花が楽しめる品種。
種をとるのはちょっと我慢して、花が終わったら一節下でカットして次の花芽に栄養が渡るようにしてあげてくださいね。
それでは、また来週~