ガーデニング相談室 ～８月１９日
ガーデニング相談室
松村 佳代 です。
アドバイザーは 山尾 周平 さんです。
今日の質問
『ハイビスカスを購入しましたが、最近は花が咲きませんどうしてでしょうか？』
春に購入したハイビスカスを一回り大きな鉢に植え替えていれば、
今の時期はしっかり根が張って株も成長していると思います。
ハイビスカスは「周年開花」なので、温度と光があれば次々と花が咲きます。
休みなく花を咲かせるためには肥料も必要になります。
適切に与えてあげてくださいね。
では、花をつけないのはなぜ
そのポイントは温度
ハイビスカスは南国
のイメージ～
ですが、気温が３５度を超えると休眠状態になります。
実は花
を咲かせる適温は２５～３５度なんです。
もしかしたら、暑すぎて花がつかなくなっているのかも
９月になって気温が落ち着いてくるとつぼみを次々つけるようになります。
１１月頃まで咲き続けることもありますよ。
今は肥料をしっかり与えて、株を育てて秋まで長く楽しんでくださいね
季節の植物や花のおはなし
『ブルーベリーをたくさん収穫する方法』
実を収穫するには受粉させることがポイント
ブルーベリーでは同じ系統の違う品種を２本以上用意します。
ラビットアイ系では「ホームベル」と「ティフブルー」が相性が良くおすすめ。
ブルーベリーは主に虫、ミツバチやマルハナバチ、ハナアブなどが花粉を運んでくれます。
山の中や戸建てのお庭だと、虫が飛んでくるので何もしなくても毎年実がつきます。
マンションの高層階や、あまり虫が飛んで来ない場所にお住いの場合は人工受粉をするが必要があります。
ブルーベリーの開花は４月上旬～中旬。
筒状で下側がすぼまった形をしているブルーベリーの花。
一般的には、刷毛や綿棒などで下からトントンと叩いて人工受粉します。
今回、確実に受粉させる方法を教えていただきました。
受粉用に１つ花を取ります。
白い花びらを外すと、中にあるおしべが剥き出しに～
それを直接めしべにチョンチョンとつけてあげると完璧です
１つの花で３０個くらいは受粉させることができます。
花は１００個２００個と次々咲くので、１～２個花をとってしまっても大丈夫
この方法だとなんと９割以上実をつけることができるんです
花粉は午前中が一番多いといわれています。
朝７～９時ごろまでにこの作業するといいですね。
花の時期は２～３週間、長ければ１か月近く続きます。
１週間に１回、開花している間に２度３度と繰り返すことで実つきがさらに良くなります。
ぜひ、来シーズンに試してみてくださいね～
今年のブルーベリーフェアはいよいよ８月２３日（日）までです