ガーデニング相談室 ~9月2日

ガーデニング相談室松村佳代です。

アドバイザーは山尾周平さんです。

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今日の質問

『紅葉を楽しみにしていた盆栽のモミジの葉がチリチリに茶色くなってしまいました。どうすればいいでしょうか?』

 

夏の日差しを浴びて葉が焼けてチリチリになってしまったモミジ。

 

夏場は強い日差しが当たらないように葦簀で遮光しましょう。

この時期は特に輻射熱にも注意です。

強い日差しが地面や壁などに反射して返ってくる熱がとても強くなります。

鉢の下に簾などを敷くだけで日焼けがおさえられますよ。

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それでも葉焼けをしてしまったというとき。

茶色くなった葉をそのまま置いておくと紅葉のシーズンになっても茶色はそのままで、緑の部分だけ赤くなります。

そうなると盆栽としてあまりきれいではないですよね。

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モミジは葉が傷むと根元から新しい芽をだします。

ちょうど今の時期に傷んでいる葉っぱをむしりとってしまいましょう。

新しい芽が動き始め10月頃には葉がでます。

紅葉させるためには日当たりも大事です。

日の当たる場所に置いて、寒暖の差をつけてあげるときれいに紅葉しますよ

 

季節の植物や花のおはなし

パンジー・ビオラの種まき

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種まきの3つのポイント

まずは種の入っている袋の裏を見てください

「発芽温度/撒き時期/土かけの厚さ」が書かれています。

これを読み解くことが必要です。

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パンジー・ビオラの種まきの時期は8月下旬から9月頃。

発芽温度は20度前後です。

種には「嫌光性種子」=光があると発芽しないもの と「好光性種子」=光で発芽するものがあります。

パンジーは「土かけの厚さ 1~2m」と書いているので、好光性種子ですね。

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種まき専用のジフィーポットやセルトレーに種をまき、芽がでたら間引いてあげましょう

種の袋の裏の表示をよく読んで、ぜひチャレンジしてください。

 

お知らせ

あいあいパークでは8月下旬より館内5か所に『自動検温器』を設置しています。安心してご来館ください

 

おしらせ

9月7日(月)棚卸のため、

あいあいギャラリーは終日

グリーンショップ・ペオニアは午前中 臨時休業となります。

その他の施設は通常どおり営業いたします。