ガーデニング相談室 ~12月2日
ガーデニング相談室松村佳代です。
アドバイザーは山尾周平さんです。
今日の質問
「パンジーとビオラの見分け方を教えてください」
花が大きいのがパンジー、小さいお花をたくさんつけるのがビオラ。
花径が3センチ以上のものをパンジーと呼ぶのが一般的です。
ですが、最近はパンジーとビオラの交配種がでてきて、
中輪のパンジー、大輪のビオラなど、品種改良がすすんでいます。
というのも、パンジーは大きな花をつけるのですが、
温度が低い時期は次の花が上がるまで1週間ほどかかってしまいます。
なので、花がないときなども多くあります。
春には次々と咲くので賑やかな花壇になりますよ。
一方ビオラは、花付きがいいので花殻摘みがとても大変。
花殻をマメにとらないと、花に養分が取られてしまい株が弱って黄色い葉になってしまいます。
なかでも「よく咲くスミレ」という品種がとても人気です。
花もパンジーくらい大きく、花付きもよく、
かといって花殻つみもそれほど大変ではないのでおすすめです。
寒い時期は元肥だけでOK
肥料をあげてしまうと、株ばっかり茂ってしまい根が育たなくなります。
今は肥料を控えてまず低温の間に根を育てましょう。
3月頃から追肥をしましょう。
パンジー・ビオラフェア 12月27日(金)まで開催中です
季節の植物や花のおはなし
ガーデンシクラメン
お庭で育てる「ガーデンシクラメン」
寒さに強いですが、氷点下をきる温度や寒風には弱ってしまいます。
また普通のシクラメンも、室内の暖かすぎる場所より5℃以上の屋外で育てるほうが持ちがよく、
生育も旺盛です。
5℃を切る夜間などは寒風除けにビニールや不織布をかぶせてあげてください。
シクラメンの原産地、中東は高地で涼しく日当たりのいい場所です。
日光の下で元気に育つんですね。
シクラメンも色や花のかたちも様々。
たくさんの品種からお気に入りをみつけてくださいね。
シクラメンフェア 12月27日(金)まで開催しています
それでは、また来週~