220216放送 星屑トレジャー
星屑トレジャー 足立唯夏です。
昨日の放送も楽しんでいただけましたか?
さっそく今回の振り返りをしていこうと思います!
⭐️2月16日(99回目)のテーマ⭐️
水星について
学名はMercury(マーキュリー)
私はセーラームーンを子どもの頃によく見ていたので、それで名前を覚えました。
水星は太陽の周りを回っている惑星の中で、一番小さく、一番太陽に近い星です。
表面はたくさんのクレーターで覆われていて、名前のように水があるわけではありません。
水星という名前は「この世の万物は木火土金水の元素から成り立っている」という五行思想に由来しているとされています。もちろん昔の人は水があるかないかまで確認できませんから、その時観測できていた5種類の惑星にいい感じに当てはめて名前をつけたみたいですね。
(ちなみに、この5つに太陽=日、月を加えて今の曜日が完成しています)
最近の研究では氷はあるのでは?と言われていますが、まだまだ謎の多い惑星です。
水星は写真を見比べるとちょっと月と似ています。
残念ながら写真はないので、私のイラストで比較してみてください。
どうでしょう?なんとなく水星と月の特徴がわかったんじゃないかなと思います。
もっと実物を見比べたい方は「水星 月 写真」で調べてみてください!
学名のMercuryはローマ神話で言うメルクリウス、ギリシャ神話でいうヘルメスから名付けられています。
(メルクリウスとヘルメスは名前が違うだけで同じ神様です)
足が速くて機転がきくことで有名だったヘルメスは、泥棒の神や商業の神、旅人の守り神など様々な役割が与えられた神様です。
なんとなく、水星が明け方や宵の空に素早く行き来する水星と似ている気がしませんか?
今の時期は明け方の空を確認すると水星を見ることができます。
同じタイミングで金星や火星も見ることができるので、早起きしたタイミングで是非探してみてくださいね!
来週2月23日は星座や天体博士になるための言葉と知識をまとめてお伝えする予定です。
次回もお楽しみに〜💫