220223放送 星屑トレジャー
星屑トレジャー 足立唯夏です。
前回の放送で星屑トレジャーはなんと100回目を迎えました!
いつも聞いてくださっているみなさん、本当にありがとうございます!
これからも応援よろしくお願いします✨
⭐️2月26日(100回目)のテーマ⭐️
星空博士になるために必要な基礎知識
今まで様々な星座や星の話をしてきましたが、その中でいろんな専門用語を使ってきました。
100回目という節目でもありましたので、ざっとこの単語が把握できていれば説明がわかりやすくなるよ!というものをまとめた放送になりました。
◯星座
地球上から見た星の並びを人や動物、物に見立てて呼び名をつけたものです。
現在は全部で88星座とその領域が決められています。
領域が決まっているだけなので、星座線は定められていません。
前のブログでかに座を紹介しましたが、紹介する媒体によってかに座を描く線が少しずつ違うのはそれが原因です。(私はカニっぽい線だな、と思ったものを絵に描きました)
◯恒星
自分自身で輝いている星です。星座を形作る星たちは全部恒星にあたります。もちろん、太陽も恒星ですよ。
◯惑星
恒星の周りを回っていて自分では輝けない天体です。
地球は太陽という恒星をまわる惑星といえます。
太陽の光が反射して輝いて見えることがあるので、地球からは水星金星火星木星土星などなど、惑星も観察できます。
◯重星
2つ以上の星がとても近くにあって、まるで1つの星の輝きのように見える星たちのことです。
星同士に重力関係があると「連星」と呼びます。
◯変光星
輝き方が一定ではなく時間と共に変化する恒星のことです。
◯星雲
宇宙空間に漂うガスやチリなどでできた雲のような輝きのことです。
◯星団
恒星がたくさん集まって群れをつくっているもののことです。大きく分けて散開星団と球状星団があります。
◯銀河
重力で引かれあっている恒星やガスの集合体のことです。地球は天の川銀河と呼ばれる銀河の中にあります。
このほかにも、星の明るさの話で一等星二等星という言葉をよく使っています。
実際どれくらい明るさが違うの?と思う方も多いと思うので、視覚的にわかりやすくしてみました。
こうしてみると、いかに一等星が明るく、六等星が暗いのかよくわかりますね。
肉眼だと六等星をみるのはかなり難しいので、三等星くらいまでを見つけるのがおすすめです。星座線も結びやすいですよ!
来週3月2日は、春の星座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫