220330放送分 星屑トレジャー

足立唯夏です♪

桜がようやく見頃を迎えていますね!
激しい雨も降っていないのでいつもより長く楽しめているような……?
雨が降らないのは星空観察にも嬉しいことなのですが、ついでに黄砂で見えにくくなることもあるので、雨も必要だと感じる今日この頃です。

⭐️3月30日(105回)のテーマ⭐️
黄道十二星座について

黄道十二星座は、黄道(太陽の通り道)の上に存在する星座のことを指しています。
私たちにも一番馴染み深い占いの星座のことです。
黄道十二星座と似たような言葉で黄道十二宮というものもあります。
ギリシャの昔の人は、天の赤道と黄道が交わる点(昼と夜が同じ長さになるタイミング)を「春分点」と「秋分点」に決めました。
そして、春分点からもう一度春分点に戻ってくるまでの360°を30°ずつの範囲にわけて、黄道上にある星座を割り当てることにしました。
この30°ずつ分けた範囲のことを、黄道十二宮と呼んでいます。
しかしこの範囲を決めたのは2000年も昔の話。
2000年も経てば星座の位置は変わってしまい、昔は牡羊座があった位置(白羊宮)には魚座があります。

黄道十二星座と黄道十二宮の一覧と、黄道の関係を図にしてみたので参考にしてください。

星屑

星屑

 

実は、黄道が通る星座はへびつかい座も該当しますが、2000年前は決められていなかったので、ここには含んでいません。

個々の神話についてはまたこの番組でじっくりお話しするので、お楽しみに。

来週4月8日は、かんむり座についてお話しする予定です。