220408放送分 星屑トレジャー

足立唯夏です♪

今回から金曜日の21時からの枠にお引越ししました!
星を見ながらでも、聞き終わったあとでも、すぐに星が見られる時間帯なのは嬉しいですね。
これからもどんどん星の魅力を語っていこうと思います!

⭐️4月8日(106回)のテーマ⭐️
かんむり座について

かんむり座はあまり聞いたことがない星座かもしれません。
かんむり座はうしかい座の左横にある星座で、アルファベットのCのような形をしているのが特徴です。
一番明るい星は2等星のアルフェッカですが、形が整っていてわかりやすいので、比較的全体像を把握しやすい星座だと思います。
春の大曲線は簡単に見つけられるようになったよ!という方はぜひかんむり座も探してみてほしいです。

星屑

星屑

 

絵にするとこんな感じです。どうでしょう?今でいうお姫様の冠(ティアラって言えばよかったですね)のような形にも見えますが、星座の絵では草冠や花冠のことが多いみたいです。
覚えやすい方で大丈夫ですよ。好きな絵を当てはめてみてくださいね。

⭐️かんむり座の神話⭐️
クレタ島の怪物ミノタウロスを倒すため、英雄テセウスがクレタ島にやってきました。クレタ島のお姫様アリアドネはテセウスに一目惚れしてしまい、どうにかして彼の怪物討伐を助けられないかと考えます。ミノタウロスは迷宮(ラビリンス)の中に住んでいるため、テセウスが迷ってしまうと無事に外に出られる保証がありません。そこで、アリアドネはテセウスに糸玉を渡すことにしました。順調に迷宮の中でミノタウロスを探し見事討伐した後、テセウスは自分とアリアドネを繋ぐ糸を辿ることで、無事脱出することに成功します。彼らはそのまま結婚するはずだったのですが、テセウスがアリアドネを離れたタイミングで、デュオニソスという神がアリアドネと出会い、彼女に一目惚れしてしまいます。クレタ島の姫である証であったアリアドネの冠をデュオニソスが空に投げたことで、かんむり座が生まれたと言われています。

来週4月15日は、おとめ座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫