7月1日放送分 星屑トレジャー
⭐️2022年7月1日のテーマ⭐️
七夕について
7月7日といえば七夕ですよね。おそらくみなさんが一番夜空を見上げるのもこの七夕なのではないかなと思います。
私も小さい時は七夕にちなんだ給食を食べて、短冊に願い事を書き、笹飾りを作って、夜晴れることを心待ちにしていた記憶があります。
梅雨の時期と被るので、星が見られないことが多いんですけどね。
昔は旧暦で考えていたので、昔の7月7日は今でいう8月上旬ごろにあたります。その時期は確かに晴れていることが多いかも。というわけで、昔の人は晴れが続いている日に七夕伝説を思い描きながら星を眺めていたんだと思います。
七夕伝説である織姫と彦星の話はもともと中国からやってきた伝説です。こと座のベガが機織り名人の織姫、わし座のアルタイルが牛飼いの彦星になぞらえられていて、この二つの星の間にはちょうど天の川が流れているように見えます。
二人は7月7日にしか会うことができない、というところにもちゃんと星の並びが結びついているんです。
そして、この二つは夏の大三角を形作る星としても有名ですよね。残りの一つ、はくちょう座のデネブは、二人の間に橋を作ってくれるカササギとしてお話の中に登場することもあります。
七夕伝説を思い浮かべながら、夏の大三角の輝きもめいいっぱい楽しんでくださいね。
来週7月7日は、はくちょう座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫