7月29日 星屑トレジャー 【いて座】
⭐️2022年7月29日のテーマ⭐️
いて座について
学名はSagittarius(サジタリウス)、そのまま射手という意味です。
明るく目立つ星はありませんが、いて座の中には南斗六星が含まれているので、それを探すのが近道だと思います。
似た言葉で北斗七星がありますが、これは星を7個繋げて柄杓型に見立てていましたよね。
南斗六星も同じで、見える場所が南で、星を6個繋げて柄杓型に見立てます。
ここが弓矢の上からいて座の手の部分を表しています。
弓矢のあたりの星を結ぶとWのような形になっていると思います。
Wと柄杓型を同時に結べる星の並びを探してみてくださいね。
ちなみにいて座は半人半馬の姿として描かれるのですが、弓矢以外の部分は暗くてそれっぽい形が並んでいるかも?ということが認識できるかどうかだと思います。
星座線はあくまで目安で、星座は空の範囲で区切られているので、ぼんやりあの辺の位置がいて座という認識で大丈夫ですよ。
⭐️いて座の神話⭐️
半人半馬のケンタウルス族、ケイローンが元になった星座だと言われています。
ケイローンは非常に賢く、様々な人や神から慕われており、先生役を務めることも多い青年でした。
しかしながらある日、ヘルクレスが放った毒矢が誤ってケイローンに当たってしまい、猛毒で苦しむことになります。ケンタウルス族は不死身の一族で、もちろん彼も普通の毒では死なない体を持っていたのですが、あまりにも辛く苦しい時間が続いても死なない自分に耐えられなくなり、ケイローンはゼウスに自分を殺して欲しいと願いました。その願いを聞き届けたゼウスは彼を苦しみから解放した後、星座にしたと言われています。
来週8月5日は、わし座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫