9月16日 星屑トレジャー みずがめ座

⭐️2022年9月16日のテーマ⭐️
みずがめ座について

学名はAquarius(アクエリアス)。
そう!飲料水アクエリアスの名前の元になったのがこの名前です。
Aquaにはラテン語で水、液体の意味があり、水分が体に吸収されやすいアイソトニック飲料のイメージにピッタリの語感を持っています。

2等星より明るい星がなく見えにくいですが、水瓶座を見つけるのに目印となるのは、三ツ矢の形に並んだ四つ星です。
三ツ矢サイダーのマークを思い浮かべてもらえるとわかりやすいと思います。

 

s-0916みずがめ座

 

この絵のように、三ツ矢の四つ星を見つけ出すことが出来れば、水瓶座の全体像もとらえることが可能です。
三ツ矢の星が水瓶の部分となり、そこから右側部分が水瓶を持った男性の体の部分になります。
また、三ツ矢の星の左側部分は水瓶から流れ落ちた水が表されています。
この水瓶をもった男性の姿が水瓶座となっているのです。
南のうお座の口の部分に水瓶から流れてくる水が入っていくような形で繋がっているので、この二つの星座はセットで覚えるといいかもしれません。

⭐️みずがめ座の神話⭐️
ガニュメデスという非常に美しいと評判の青年がいました。
全知全能の神ゼウスも彼を一目見ただけで気に入り、自分のそばに置いておきたいと考えます。
ゼウスは神の姿のままではガニュメデスを驚かせてしまうかもしれないからと、鷲の姿に変化してガニュメデスを連れ去ってしまいました。
神々の世界に到着してから自分を攫った鷲がゼウスだと知ったガニュメデスは、自分がどうして攫われることになったのか理由を尋ねます。
それに対して、ゼウスはガニュメデスには神々にお酒を振る舞う役割を担って欲しいと願いました。
他でもない神の願いですから、ガニュメデスに断る選択肢はありませんでしたが、唯一、自分を育ててくれた両親が悲しむことだけが心残りでした。
そこでゼウスは、ガニュメデスが神々に酒を注いでいる姿を星座にして、彼の両親が悲しむことなく、夜空を見上げればいつでも彼の姿を確認できるようにしました。これがみずがめ座です。

次回9月23日はみなみのうお座について紹介する予定です。次回もお楽しみに〜