9月30日 星屑トレジャー ペガスス座

⭐️2022年9月30日のテーマ⭐️
ペガスス座について

ペガススというのは伝説上の生き物で、馬に翼が生えた姿をしています。日本では天馬とも呼ばれていますね。

 

s-0930ペガスス座

 

特徴は秋の四辺形とも呼ばれる大きな四角形。
ここはペガスス座の胴体であり、また四角形を構成する4つのうちの1つの星はアンドロメダ座の頭でもあります。
ペガスス座が空に描かれるときは上半身のみで、下半身は描かれません。
夜空を見上げるときは、力強い前足と翼をイメージしてみてください。

⭐️ペガスス座の神話⭐️
よくペルセウスがペガススに乗っていたという話を耳にするかと思いますが、実際はべレロフォンという青年が乗っていたようです。
ある時、べレロフォンは怪物退治を王様に命じられるのですが、そんな力は自分にはない、どうしようと思い悩みます。少しでも解決する方法はないかと戦女神であるアテナ神殿で途方に暮れていたところ、考え疲れて眠ってしまったべレロフォンは、夢を見ました。
それはアテナがペガススを授けましょう、ペガススに乗って戦えば、たちまち怪物を倒すことができるでしょう、とお告げをしてくれる夢でした。
べレロフォンは夢の中でアテナからペガススを置いて待っていると言われた場所に足を運びました。すると夢で聞いた通りペガススがべレロフォンのことを待っていたのです。
ペガススに乗ったべレロフォンは、早速怪物退治に向かいました。天を駆け、武器を振り回すべレロフォンの力は凄まじいものとなり、アテナのお告げの通り、簡単に怪物を倒すことができました。
そのあとも次々と怪物退治や冒険に出かけたべレロフォンは、ある時からこんな考えが思い浮かぶようになりました。今の無敵状態である自分なら、神をも超えられるのではないか。
この思い込みが過ちだったことに気づいた頃にはすでに遅く、ゼウスの怒りをかったべレロフォンは雷で打たれてしまい、ペガススはその時の衝撃で空に登り、星座になったと言われています。

来週10月7日は、アンドロメダ座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫