12月9日 星屑トレジャー@ふたご座について
ふたご座は黄道十二星座のうちのひとつです。
ちなみに、私はふたご座なので、オリオン座の次に見つけられるようになった星座でもあります。
自分の星座を見つけられた時はやっぱり他の星座よりも特別な感じがします。
さあ話を戻しまして……。
ふたご座の一等星はオレンジ色に輝くポルックスです。
隣で仲良く輝いている白っぽく輝く星は二等星のカストル。
双子のそれぞれの頭の部分に当たる星です。
カストルはなんと三重連星である上に、その3つの星が全て連星なので、1つの輝きの中に6つの星が輝いていることになる珍しい星です。望遠鏡を使っても6つは見分けることは難しいですが、2つの連星までは家庭用望遠鏡でも判別できると思いますので、冬の間に是非確かめてみてください。
⭐️ふたご座の神話⭐️
双子の兄であるカストルと弟であるポルックスは非常に仲の良い兄弟として有名でした。
二人揃って数々の冒険に向かいましたが、その度に功績をあげて帰ってくるのです。
彼らは双子として生まれましたが、ひとつだけ違うところがありました。それはカストルの父親は人間で、ポルックスの父親はゼウス神だということです。神様の血を受け継ぐポルックスは不死身でした。
ある日、争いに巻き込まれたカストルとポルックスは深い傷を負いました。カストルは普通の人間だったので、そのまま亡くなってしまいます。一人残されたポルックスは深く悲しみ、自分の父であるゼウスに自分の不死身である力をカストルと分かち合いたいと願います。美しい兄弟愛に感心したゼウスは、ポルックスの願いを聞き届け、さらに二人がもう離れ離れにならないように星座にしたと言われています。
来週12月16日はオリオン座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫