12月23日 星屑トレジャー@天王星について

1223天王星

太陽系で3番目に大きい、そして太陽系の7番目の惑星です。ガス惑星なので、主成分は水素やヘリウム。地球とはちょっと違う惑星です。
今年は皆既月食と一緒に天王星食も起こっていたので、目にした方も多いのではないでしょうか。
もし写真に撮っておられる方は見返してみてください。
青く輝く星が見当たりませんか?それが天王星です。
天王星自体が青く輝いているわけではもちろんありません。惑星は自ら輝くことのない星です。
天王星にはメタンの層が大気中にあるため、メタンに太陽の光の赤色が吸収されることによって、青色が残ります。それが、天王星が青く見える理由です。
地球が青いのも、海の底まで届く青い光だけが残って反射しているからなので、原理は少し違いますが似ていて面白いですね。ちなみに、昼間の空が青く見えるのも、太陽の光が大気によって青い光だけが反射するからなんですよ。
天王星には27個衛星がありますが、中でもミランダが有名です。不思議なクレーターではなさそうな地形がたくさんあるからだそうです。
天王星自体のこともあまり研究が進んでいないので、これからが楽しみになりますね。

来週12月30日はしぶんぎ座流星群についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜💫