2月3日 星屑トレジャー@ぎょしゃ座について

ぎょしゃ、という単語にあまり聞き覚えのない方もいると思います。
馬車に乗って馬を制御する人のことを馭者と呼んでいるのですが、ギリシャ神話に登場する人間で初めて馬車に乗った人とされるエリクトニウスがモデルだといわれています。
冬のダイヤモンドの一角を担う一等星、カペラが有名です。
ちなみにカペラは子ヤギという意味で、星座の絵でもエリクトニウスがヤギを抱いている姿として描かれることが多いです。

 

230203ぎょしゃ座

 

ちなみにカペラの名前の由来になったヤギは、ゼウスを育てたヤギがモチーフだともいわれています。
長細い5角形が特徴のぎょしゃ座は、ふたご座とおうし座の間、オリオン座の上に輝いていますので、ぜひ探してみてくださいね。

⭐️ぎょしゃ座の神話⭐️
アテネの王様であるエリクトニウスは、足が不自由でした。
しかし太陽神の戦車を参考に、4頭立ての戦車を作り、それを操って戦場を駆け抜けることを思いつきました。
戦車の扱いは神にも劣らない巧みさだったため、ゼウスが非常に感嘆し、そのまま彼を星座にしたといわれています。

来週2月10日はかに座についてお話しする予定です。
次回もお楽しみに〜⭐️