2月24日 星屑トレジャー@エリダヌス座について
今週もありがとうございました!
今回のテーマであるエリダヌス座は賑やかな冬の星座の説明にはあまり登場しないかもしれません。
それもそのはず、エリダヌス座は明るい星が日本からだと見えないからなんですね。
何を目印にすればいいんだろう?
困ったときはオリオン座の西側に目を向けるてみてください。
そこには小さな星たちが静かに瞬いています。
形作ることは難しい暗めの星々の集まりですが、ここにエリダヌス座があります。
神話にもよく登場するエリダヌス川がモチーフになった星座です。
ちなみに、大きすぎて北半球からは全体を見ることが残念ながらできません。
エリダヌス座にはアケルナルという1等星がありますが、これも北半球からは見えないんですよね。
ですので、エリダヌス座の本当の魅力をみるためには南半球にお出かけする必要があるのですが……。
私もまだチャレンジしたことがありません(笑)
南半球には私たちが普段目にすることが出来ない星座たちがたくさん輝いているので、いつかこの目で見に行きたいですね。
⭐️エリダヌス座の神話⭐️
太陽神のヘリオスは、4頭の馬に牽かせた太陽の戦車で天空をかけ、世界を照らすことを仕事としていました。
ヘリオスの息子フェアトンは、そんな父にあこがれて自分も戦車に乗ってみたいと言いました。
ヘリオスはフェアトンの望み通り戦車を貸してあげることにしたのですが、フェアトンではうまく乗りこなすことができず、太陽の戦車は本来の道から外れてしまい、世界を焼き尽くそうとしてしまいました。
これは危険だと考えたゼウスは、暴走して止まらない戦車をフェアトンごと雷で撃ち落とすことになります。
この時フェアトンが落ちた場所が、エリダヌス川だと言われています。
来週は春の星座についての特集です。
次回もお楽しみに~🌠