7月28日 星屑トレジャー@へびつかい座について
⭐️2023年7月28日のテーマ⭐️
へびつかい座について
黄道上にある星座ですが、黄道十二星座には含まれていない、よく13番目の星座として紹介される星座、
それがへびつかい座です。
今の88星座に決めたとき、へびつかい座の範囲も決められることになったのですが、そこが黄道上に重なるようになったことから、昔考えられていた黄道十二星座とは変わってしまったのです。
名前のとおり、へびつかい座はへび座を持った姿で描かれます。
そのため、へび座はしっぽ側と頭側でわかれている星座になります。
もともとへびつかい座とへび座はまとめて1つの星座だったのですが、星座を制定したときに分けて2つの星座になりました。
ではもとになった神話でも、ちゃんとへびつかいの姿なのでしょうか……?
へびつかい座のモチーフは、ギリシャ神話に登場するアスクレピオスです。
アスクレピオスは名医で、どんな病でも治してしまうと有名でした。
ある時、アスクレピオスは一匹のへびが仲間の死んだへびへ薬草をやって、見事蘇らせたところを目撃します。
そこで、死んでしまったほかの生き物を蘇らせることができることを知ったのです。
死者を蘇らせるようになったアスクレピオスと、そのきっかけになったへびたびたび同じ場面で描かれるようになりました。アスクレピオスが持っている杖にへびが巻き付いているのも、この神話が由来です。
杖とへびのモチーフは、今でも医学の象徴として使用されており、WHOのロゴにも使用されているんですよ。
是非確認してみてくださいね。