つまり“勝てますか?”ってことですよね? 3/17木野先生
宝塚くらしの法律相談所
3月17日 今日は宝塚花のみち法律事務所の木野達夫先生でした。
今日は宝塚市内は公立幼稚園の卒園式
先週は中学校
そして来週は小学校の卒業式と
桜舞う季節ですね。
こういった賞状をもらう~礼までの練習たくさんしましたね。
さて先生の卒業の思い出を聴いてみますと…
思い出というよりは、お悩み相談になりました💦
教育委員などで式に参加され、お名前を紹介された際に立って
「おめでとうございます」というときに、一言なのに
嚙む!!!!というお悩みでした。
ありますね。
ずーーーと黙っていて、特に、急に発声するときに私もやります。
基本的に司会者として参加させていただくので
嚙むことはご法度ですがやってしまいそうになります。
多くは
・おめでとうございますの言葉の前後に実は何かを話そうとしていた場合
・おめでとうございますと言いながら、頭を下げたり、動こうとしてしまったとき
こういう時に起こりやすくなりますね。
喉が締め付けられやすくなるからなんです。
政治家さんや議員さんのように、言葉は発し終えてから一礼や
動き始める。こういったのが正解かもしれませんね。
あとは乾燥は大敵です。
耳の後ろマッサージがききますよ。
さて法律に全然関係のない話になってしまいました💦
今日のお話のテーマは「これって訴えれますか(あえての“ら”抜きです)」でした。
“お金をだまし取られた場合”の「これって訴えれますか?」の相談
まずは
・刑事事件か
・民事事件か
刑事事件なら起訴するということになり、刑事さんにお願いする形になります
私人から直接の起訴は日本ではできません。
刑事さんに起訴をお願いすることを告訴といい、私人はこの告訴をすることができます。
弁護士さんにご相談もできます。
民事事件にする場合は提訴といいます。
これは私人ができます。
裁判所で判断してもらうことができます。
ただ、よく「訴えれますか?」の言葉の中には“勝てますか?”という
思いが隠れているのがほとんど。
その場合は、詳しく話を聞き、過去の判例や弁護士さんの経験などによって判断し
「ある程度勝てる可能性はあるかもしれません」とか
「かなり難しそうです」やまたは「やってみないことにはわかりません」と
答えることになります。
その判断をするだけでも、かなり詳しく、聞き取るということが必要になるので
弁護士事務所に行ってすぐ答えが出るものではないということを
覚えておいた方がよさそうですね(^_-)-☆
ということで、「訴えれますか?」と聞くときは
ある程度の説明する準備をしていきましょう。
弁護士さんとはフィーリングが大事です。
この放送を聴いて
木野先生にご相談してみたいという方は
宝塚花のみち法律事務所まで。
タカラコスモス六番館3階にあります。
受付時間 平日 午前9時00分~午後5時まで お待ちしています。
宝塚くらしの法律相談所では皆様からのご相談やご意見もお待ちしています
メール fm@835.jp
ファックス 0797-76-5565
FM 宝塚 『宝塚 くらしの法律相談所』宛です。
この放送の再放送は3月19日(日) 夕方4:40~
ぜひ聞いてくださいね。
次回は3月24日はひといき法律事務所の山本 浩貴先生です。
お楽しみに~♪