結局は誰の成長にもならないパワハラ。 3/24山本先生
宝塚くらしの法律相談所
ひといき法律事務所から山本浩貴(ひろき)先生でした。
今日3月24日は
ホスピタリティ・デー
日本ホスピタリティ協会(現:NPO法人・日本ホスピタリティ推進協会)が1994年(平成6年)に制定。
思いやり、もてなしといった意味のホスピタリティ(Hospitality)の精神を広めることが目的。
また、思いやりのある社会を築くために、この日を日常生活の中で他人に対して思いやる心を
ほんの少しでも表す実践の日としている。
おもてなしの雰囲気満載のひといき法律事務所。
山本先生が最近ホスピタリティーを感じること、場所は
こどもに関してでした。
お子さんのいらっしゃる先生、家族でお食事に行かれた時などに
こどもウェルカムな雰囲気のお店だととても居心地よく
さらに、相手をしてくれたり、“汚しても気にしないでくださいね”という
張り紙を見た時には、深いおもてなしを感じたとのこと。
わかる!わかる!という方もいらっしゃるのでは??
逆に、こどもウェルカムでないお店は、先に書いておくか公表していてくれるのも
これまたホスピタリティーなのでは??という話がでたところで本題へ。
皆様がホスピタリティーを感じたのはいつで、どんな時でしたか?
そして、受けた後にはどこかで、誰かにお返しがしたいところです❤
さて、今日の法律にまつわるテーマは『パワーハラスメント』
いつも以上に興味のあることがあり、前のめりです(笑)
パワハラの定義とは…
職場におけるパワーハラスメントとは、職場において行われる
①優越的な関係を背景とした言動
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
③労働者の就業環境が害されるもの
という要素を全てを満たすもの
このすべて満たすというところがなんでもかんでもパワハラにしないポイントです。
ハラスメントに当たりやすい行為の例
・他の労働者の面前における大声での威圧的な叱責を繰り返し行うこと。
・相手の能力を否定し、罵倒するような内容の電子メール等を当該相手を含む複数の労働者・宛てに送信すること。
→直接本人だけに聞こえるように言うのではなく他の人にも「この人は無能だ」と知らしめるような行為は、より精神的に辛い。
パワハラがダメな理由
基本的にそんなことされたら可哀想じゃないですかと先生。
おっしゃる通りです!!!
その他には
・スタッフのモチベ低下→結局は怒られるしとか、嫌な言い方する上司だなとか思いますよね
・雰囲気の悪化→周りで聞いている方も見ているほうも辛い
・どちらにとっても成長につながらない→結局相手の責任にしているということ。
・エスカレートする→なんでもエスカレートしていくものなのです
・即効性あるが将来性なし→その場ではいったん意味があるように見えて結局成長はしない
・即効性すら、ないかもしれない…と先生談。おっしゃる通り✨でした。
先生のところに「これはパワハラになりませんか?」など
言い方ややり方の相談に来られる方がいるそうですが
先生がいつもお応えになるのは「なるかならないか…そんなギリギリを攻めるようなことはやめましょう」
とのこと。
それと、「大切なのは信頼関係」
信頼関係が築けているのかどうか、そんなこともわからないのに
指導だとか、教えてやってるなどという考え方で挑むと
訴えられる対象になってしまうかもしれませんよ?
それと、なんでもかんでもパワハラになるわけではないということは
覚えておきましょう。
これから4月を迎え、新入社員の方々もたくさんいると思います。
なんでもかんでもは認められませんが、あなたにも相談する権利はあります!
辛い思いをしているときは、お気軽に相談してみてくださいね
ひといきつきに(^_-)-☆
阪急売布神社影木西側改札からすぐ
ピピア売布1のほぼ向かい、谷内ビルの3階です。
電話番号 0797-76-5565
平日 午前10::00~ 午後6:00
この番組の再放送は3月26日 午後4:40~ です。
次回のテーマは 3月31日 よつば法律事務所から、中嶋 知洋 先生です。
宝塚くらしの法律相談所では皆様からのご相談やご意見もお待ちしています
メール fm@835.jp
ファックス 0797-76-5565
FM 宝塚 『宝塚 くらしの法律相談所』宛です。
ぜひ聞いてくださいね。
パーソナリティ坂本ゆうこ